東京市場ザラバ~NY株安とドル円下落で232円の大幅安~(2017年8月18日)

 

2017年8月18日

・昨日のNY株はトランプ大統領が米民間企業・団体のトップで構成する2つの諮問会議の解散や白人至上主義者事件で人種差別問題に対する認識への批判から経済政策実現能力への不安が高まり朝方から下落基調となり、更にコーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任するとの噂(後でホワイトハウスが否定)やスペインで車の暴走によるテロ事件が発生したことで終日下げ幅を拡げる展開となりダウは$274安、ナスは1.94%安の大幅下落となりました。

・本日の日経はNY株の大幅下落を受けて前日終値19,702.63よりも231.36円安い19,471.27で寄り付き、前場は大幅下落の反動もあって9時半前に19,435まで下落した後はジリジリとした上げが続いて10時過ぎには19,543まで上昇しました。
その後は動きが乏しくなり19,500を挟んだ小動きが続いていましたが、13時から再び売られ出して19,433まで下落し、そこからは小幅戻して19,450近辺でのこう着となって、19,470.41(-232.22)で引けました。

 

 

日経先物
19,470で寄り付き、直後から下げて19,420-450での揉み合いが続いた後、9:45から上げ出して10:00には19,530まで上昇しました。
その後は19,490近辺での小動きが続いていましたが、13:15から再び売られて13:40には19,410まで下落し、そこからは小幅戻して19,440(-240)▼1.22%で引けました。
現物は19,470.41(-232.22)▼1.18%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,097.39よりも13.91ポイント安い1,083.48で寄り付き、直後から上げ出して10:00には1,092まで上昇しました。
しかしそこからは押し戻されて11:20には1,084まで下落し、1,086-89での小動きとなりました。
13:15から再び下げ出して13:50には1,081まで下落し、その後は1,084近辺での小動きが続いて、1,084.80(-12.59)▼1.15%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤はドル買いの流れのなかジリ上げとなって16:00の109.96から20:30には110.36まで上昇し、110.10-30での揉み合いが続いていました。
しかし「コーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任する」との噂で22:50の110.07から23:20には109.62まで下落し、その後110.00まで戻しましたが、NY株が下げ幅を拡げてきたことでリスク回避の円買いも加わり00:00以降はひたすら下げが続いて05:00には109.44まで下落し、109.55でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.35-55での小動きの後8:50に109.28まで下落しました。
そこからは109.30-45での揉み合いの後10:10に109.54まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて109.40近辺での小動きとなりました。
12:40から再び下げ出して13:40には109.26まで下落し、その後は小幅戻して109.33で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,268.43よりも15.19ポイント安い3,253.24で寄り付き、前場はマイナス0.2-0.6%で上下し、後場になるとプラテンして前日終値近辺での小動きとなって、3,268.72(+0.29)△0.01%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    21,750.73(-274.14)
NASDAQ     6,221.91(-123.19)
・昨日のNY株はトランプ大統領が米民間企業・団体のトップで構成する2つの諮問会議の解散や白人至上主義者事件で人種差別問題に対する認識への批判から経済政策実現能力への不安が高まり朝方から下落基調となり、更にコーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任するとの噂(後でホワイトハウスが否定)やスペインで車の暴走によるテロ事件が発生したことで終日下げ幅を拡げる展開となりダウは$274安、ナスは1.94%安の大幅下落となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足