昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年7月28日)

NY DOW    21,796.55(+85.54)
NASDAQ     6,382.19(-40.56)
CME(円建)  20,030
日経先物(夜間) 20,030

・昨日のNY株は好決算のボーイングやベライゾンが買われて堅調な展開が続いていましたが、ハイテク株に利益確定の売りが出てナスダックが急落し、ダウも一時マイテンしました。
その後は持ち直してダウは$85高で引けて2日連続の史上最高値更新、ナスは0.63%安となり下げ幅を縮めました。
・昨日のドル円は東京時間から続いていた上昇基調を引き継いで欧州時間も上昇が続き16:00の111.09から01:30には111.70まで上昇しました。
しかしそこからナスダックが急落したため円が買われ、更にムニューシン財務長官が議会証言で「為替操作国には話し合いではなく実際に影響を与える必要があり、為替介入は多くの可能性の一つ」との発言で急落して02:30には110.95まで下落しました。
その後は戻して111.28でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,750万株、買い660万株 差引き1,090万株の売り越し。
金額ベース(5社)は売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:非鉄、自動車、銀行、証券、保険、不動産、陸運など
買い:化学、薬品、石油、機械、電機、商社など
売り買い交錯:なし
との観測。