昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年7月12日)

NY DOW    21,409.07(+0.55)
NASDAQ     6,193.30(+16.91)
CME(円建)  20,120
日経先物(夜間) 20,110

・昨日のダウは午前にトランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が昨年の大統領選前、ロシア政府と関係が深い女性弁護士と面会していた疑惑に関連するメールをツイッターで公開すると$130急落しましたが、その後すぐにもどしてからはイエレンFRB議長議会証言を控えて様子見ムードが強まって前日終値近辺での小動きが続き$0.5高で引けました。
ナスは0.27%高でした。
・昨日のドル円は欧州時間は114.25-40での小動きが続き、23:20から一段高となって23:50には114.49まで上昇しました。
しかし00:10にトランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏のロシア疑惑に関するメール公開で114.44から00:20には114.00まで急落し、その後114.25近辺まで戻しましたが、ブレイナードFRB理事の「最近のインフレ軟化を踏まえて金利軌道を検証する」「追加利上げ決定前にインフレを見極める意向」などハト派的な発言で米利回りと共に下落して02:30には114円を割り込んで113.69まで下落しました。
その後は小幅戻して113.94でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り540万株、買い350万株 差引き190万株の売り越し。
金額ベース(5社)は71億円の売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:食品、ゴム、電機、輸送用機器、銀行、陸運、通信など
買い:化学、非鉄など
売り買い交錯:機械、不動産、サービスなど
との観測。