東京市場ザラバ～前場は北朝鮮リスクに反応して後場ゼンモ～（2017年7月5日）

2017年7月5日

・昨日のNY株は独立記念日で休場でした。

・本日7時に「米国と韓国は弾道ミサイルの合同軍事演習を実施する」との報道や米国政府が「北朝鮮はＩＣＢＭを試射した」「核武装した北朝鮮を決して容認しない」などの報道でドル円が113.34から9時前には112.88まで下落したため、本日の日経は前日終値20,032.35よりも17.28円安い20,015.07で寄り付きました。
しばらく20,000を挟んで揉み合い、9時半から一段下げて19,950-990での小動きの後、10時半に韓国国防省が「北朝鮮が6度目の核実験を実施する可能性が高い」との一部通信社の報道で19,900を割り込み19,888まで下落しました。
その後、前引けまで19,900近辺で揉み合いが続いていましたが、後場になると一転上げ出して13時過ぎにプラテンして小幅高水準の20,050近辺での小動きとなり、14時半過ぎから一段高となって20,081.63（+49.28）で引けました。

日経先物
20,000で寄り付き、19,980-20,020で揉み合っていましたが、9：25に一段安となって19,940まで下落しました。
そこからは19,950-970での小動きが続いていましたが、10：35に韓国国防省が「北朝鮮が6度目の核実験を実施する可能性が高い」との一部通信社の報道が伝わると19,880まで急落し、10：50には19,870まで下落しました。
その後は小幅戻して19,910-940での小動きが続いていましたが、後場に入った途端に上げ出して12：45にはプラテンして20,020まで上昇し、13：20に一段高となって20,050まで上昇しました。
そこからは20,020-50での小動きが続き、14：40から一段高となって20,070（+60）△0.30％で引けました。
現物は20,081.63（+49.28）△0.25％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値1,149.62よりも1.56ポイント安い1,148.06で寄り付き、前日終値近辺で小動きの後9：40から上げ出して10：25には1,164まで上昇しました。
しかしそこから押し戻されて10：45にマイテンして1,148まで下落し、その後は小幅高水準の1,150-57での小動きが続いて、1,157.90（+8.28）△0.72％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は北朝鮮重大発表のあった15：30に112.73まで下落しましたが、そこから反転すると急速に戻して17：10には113.27まで上昇しました。
その後はNY市場が休場ということもあって113.10-30での小動きがひたすら続いて、113.27でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって7：00には113.34まで上昇しましたが、7：10に「米国と韓国は弾道ミサイルの合同軍事演習を実施する」との報道や米国政府が「北朝鮮はICBMを試射した」「核武装した北朝鮮を決して容認しない」などの報道が伝わると地政学リスクを嫌気して113.07まで急落し、その後もリバを挟みながらも下落基調が続き、10：35に韓国国防省が「北朝鮮が6度目の核実験を実施する可能性が高い」との一部通信社の報道も下げに拍車をかけて11：00には112.82まで下落しました。
そこから反転すると上昇基調がひたすら続いて、113.19で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　