先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年7月3日)

NY DOW    21,349.63(+62.60)
NASDAQ     6,140.42(-3.93)
CME(円建)  20,065
日経先物(夜間) 20,080

・先週金曜日のダウは前日の大幅安の反動やナイキの好決算で上昇した後は高値圏での堅調な値動きが続いていましたが、引け前に$90急落して上げ幅を縮めて$62高となりました。
またナスもプラス圏での堅調な展開が続いていましたが、引け前に急落してマイテンとなり、0.06%安で引けました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.80-112.20で上下していましたが、23:50に112.19から111.37まで上昇した後は上昇基調となり03:50には112.60まで上昇しました。
しかしその後は押し戻されて112.40ででNYクローズとなりました。
なお、0時前からの上昇についてはロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて期末・半期末に絡んだドル買いが入ったとの憶測が報じられていました。

★昨日(7/2)に行われた東京都議会選挙で小池百合子知事が代表の「都民ファーストの会」は49人が当選し、追加公認を合わせて55議席を獲得して都議会第1党となりました。 また自民党が現有57議席から半分以上減らす23議席となって歴史的惨敗となり、第1党でなくなったのは民主党(現民進党)が圧勝した2009年以来です。

外資系5社経由の注文動向 売り560万株、買い410万株 差引き150万株の売り越し。
金額ベース(5社)は売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:食品、精密、小売、不動産など
買い:化学、機械、電機、通信など
売り買い交錯:サービスなど
との観測。