昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年6月27日)

NY DOW    21,409.55(+14.79)
NASDAQ     6,247.15(-18.10)
CME(円建)  20,185
日経先物(夜間) 20,180

・昨日のNY株は欧州株高を受けて朝方は上昇しましたが、入国禁止令承認の報道で移民を多く受け入れて活用しているハイテク株が売られ、ダウは$14高、ナスは0.29%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は上昇となり16:00の111.38から18:20には111.71まで上昇し、111.70近辺での小動きが続いていました。
21:30の5月米耐久財受注額が予想を下回ったことで急落して111.35まで下落してからは111.35-55での小動きとなりました。
しかしドラギECB総裁の「政策金利は成長回復のために低い必要」との発言でユーロ売り・ドル買いの流れとなり04:10には111.94まで上昇し、111.86でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り860万株、買い810万株 差引き50万株の売り越し。
金額ベース(5社)は20億円の買い越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:化学、自動車、その他製品、銀行、不動産、陸運など
買い:建設、電機、サービス、通信など
売り買い交錯:食品、小売、保険など
との観測。