昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年6月9日)

NY DOW    21,182.53(+8.84)
NASDAQ     6,321.76(+24.38)
CME(円建)  20,030
日経先物(夜間) 20,010

・昨日のダウはコミー前FBI長官が上院で証言し、疑惑が広がるような発言がなかったことで安心感から買われて取引時間中の史上最高値を更新し、午後になるとイギリス総選挙を控えていたため手控えムードのなか売りに押されて一時マイテンし、小幅な$8高で引けました。
一方ナスは午後になっても堅調な展開となって4営業日ぶりに史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は上昇基調となり16:00の109.58から18:20には110.14まで上昇し、そこからは109.95-110.20での上下が続き、コミー前FBI長官公聴会の目前に110.37まで上昇しました。
その後は109.85-110.20での上下となって109.98でNYクローズとなりました。

早朝6時に英BBC放送が英総選挙で与党・保守党が過半数を割り込むとの出口調査結果を報じたことを受けてポンドが急落しています。

外資系5社経由の注文動向 売り510万株、買い460万株 差引き50万株の売り越し。
金額ベース(5社)は55億円の買い越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:繊維、電機、自動車、不動産、空運など
買い:食品、薬品、石油、機械、精密、銀行、REITなど
売り買い交錯:化学、小売など
との観測。

★本日はMSQです。