昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年5月12日)

NY DOW    20,919.42(-23.69)
NASDAQ     6,115.96(-13.18)
CME(円建)  19,865
日経先物(夜間) 19,880

・昨日のNY株は百貨店大手のメーシーズやコールズの低調な決算や前日のコミーFBI長官を解任したことによる政治的混乱を懸念して朝方から売られて一時は$140超の下落となりました。
その後は徐々に買いが入り下げ幅を縮めて$23安で引け、ナスも同様の動きとなり0.22%安となりました。
・昨日のドル円は20:40に英中銀インフレリポートが予想ほどタカ派的な内容ではなかったためポンド円が急落した影響で114.06から113.83まで下落し、21:30の4月PPIや前週分の新規失業保険申請件数が好結果だったため21:50には114.11まで上昇しました。
しかしNY株が軟調な展開となったため22:30から急速な下げとなり23:20には113.45まで下落し、その後は戻して03:20には114.01まで上昇し、113.84でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り960万株、買い1,250万株 差引き290万株の買い越し。
金額ベース(5社)は68億円程度の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:薬品、自動車、小売、銀行、不動産など
買い:食品、電機、その他製品、サービス、電力など
売り買い交錯:機械、精密、通信など
との観測。