昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年4月18日)

NY DOW    20,636.92(+183.67)
NASDAQ     5,856.79(+51.64)
CME(円建)  18,475
日経先物(夜間) 18,470

・昨日のNY株は米主要企業決算への期待やムニューシン米財務長官が国境税なしで1兆ドル規模の景気刺激策の財源を確保する意欲を示したこと、シリア・北朝鮮の地政学リスクで下げたことへの反発もあって朝方から買いが先行して終日上昇幅を広げる堅調な展開となってダウは$183高、ナスは0.89%高で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は欧州市場が休場だったため108.30近辺での小動きでしたが、20:40から上げ出して21:40には108.64まで上昇しました。
しかし底から押し戻されて00:00には108.31まで下落しました。
その後108.50近辺での揉み合いが続いた後、NY株が大幅上昇で堅調だったことで売り込まれた反動で03:10から急速に上げ出して、更に04:00にはムニューシン米財務長官が「強いドルは長期的には良いこと」との発言も加わり04:20の109.04まで上昇が続き、108.89でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り600万株、買い880万株 差引き280万株の買い越し。
金額ベース(5社)は15億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:ゴム、商社、小売、銀行、REITなど
買い:建設、化学、サービスなど
売り買い交錯:電機など
との観測。