東京市場ザラバ~寄り底~(2017年4月17日)

 

2017年4月17日

先週金曜日のNY株はイースターのため休場でした。
ドル円は欧米が休みの中、3月CPIと3月小売売上高が予想を下回る結果だったことで下落し、その後も週末の北朝鮮リスクを警戒して下落が続いて108.63でNYクローズとなりました。

懸念となっていた週末の北朝鮮情勢はミサイル発射したものの失敗に終わり、リスクが残ったまま週が明けました。
また米財務省は14日に公表した半期為替報告書で、対米貿易黒字が大きい日本や中国など6カ国・地域を監視対象に前回に引き続いて指定しましたが、中国の「為替操作国」への認定は見送りました。

・本日の日経は前日終値18,335.63よりも95.79円安い18,239.84で寄り付き、直後に18,224まで下げた後は反転して9時半には18,312まで上昇しましたが、そこからはジリジリとした下げが続いて10時半には再び18,224まで下落しました。
しかし後場に入った直後からドル円と共に上げ出してプラテンし、そこからは前日終値を挟んだ小動きが続いて、18,355.26(+19.63)で引けました。

 

 

日経先物
18,240で寄り付き、直後に18,190まで下落しましたが、すぐに反転して9:20には18,310まで上昇しました。
そこからは逆に下げとなって10:35には18,220まで下落した後は小幅戻して18,270近辺での小動きとなりました。
しかし後場開始直後から急伸してプラテンして12:40には18,320まで上昇し、先週金曜日終値近辺で揉み合った後13:30には18,360まで上昇しました。
その後は押し戻されて13:55に18,290まで下落しましたが、再び反転してプラテンして14:55には18,360まで上昇し、引け直前に再度押し戻されて18,310(-10)▼0.05%で引けました。
現物は18,355.26(+19.63)△0.11%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値971.22よりも5.98ポイント安い965.24で寄り付き、直後から急伸して9:25には988まで上昇し、そこからは小幅押し戻されて980近辺での小動きとなりました。
しかし後場に入ると一段高となって12:50には992まで上昇してからは990-993での小動きが続いて、
991.72(+20.50)△2.11%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は欧米市場が休場だったため108.85近辺でこう着していました。 しかし21:30の3月CPIと3月小売売上高が予想を下回る結果だったことで下げとなり108.86から22:00には108.59まで下落しました。
その後は週末の北朝鮮リスクを警戒して上値は重く108.50-65での小動きが続き、108.63でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は108.69で始まり直後に108.79まで上げましたが、すぐに反転してからは下げ基調となって11:00の108.13までリバを挟みながら下げ続けました。
そこからは反転して12:50には108.39までリバった後は108.25-35での小動きが続き、108.34で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
8:00に直近高値となる151.18を付けた後は高値圏での小動きが続きました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,246.07よりも16.12ポイント安い3,229.95で寄り付き、前場はジリ下げとなり、後場はマイナス1.0-1.4%での上下が続いて、3,222.17(-23.90)▼0.74%で引けました。

本日発表された中国指標
11:00 中国・1-3月期GDP (前期比) 予想:+1.5% 結果:+1.3% (前回:+1.7%)
11:00 中国・1-3月期GDP (前年比) 予想:+6.8% 結果:+6.9% (前回:+6.8%)
11:00 中国・3月鉱工業生産 (前年比) 予想:+6.3% 結果:+7.6% (前回:+6.0%)
11:00 中国・3月小売売上高 (前年比) 予想:+9.7% 結果:+10.9% (前回:+10.9%)

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  休場
NASDAQ  休場
先週金曜日のNY株はイースターのため休場でした。