昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年4月11日)

NY DOW    20,658.02(+1.92)
NASDAQ     5,880.93(+3.11)
CME(円建)  18,755
日経先物(夜間) 18,750

・昨日のNY株は朝方は原油価格の上昇を受けてダウは$90高と堅調でしたが米金利低下で金融株が売られたためマイナスに転じました。
しかしすぐにプラス圏に戻してからは小幅高での推移が続き、ダウ・ナス共に小幅高で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は111.20-40で小動きでしたが、00:20から下げ出して01:10には110.79まで下落し、その後は110.80-111.10での上下が続いて、110.91でNYクローズとなりました。
また05:00からのイエレンFRB議長講演では「米経済はかなり健全」「米経済は緩やかなペースで拡大を続けるだろう」「FF金利を徐々に引き上げることは適切」「中立金利の判断はかなり低い」などの発言がありましたが大きな反応にはなりませんでした。

外資系5社経由の注文動向 売り1,080万株、買い1,020万株 差引き60万株の買い越し。
金額ベース(5社)は22億円の売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:食品、化学、ゴム、その他製品、銀行など
買い:機械、電機、自動車、小売、不動産、通信など
売り買い交錯:建設、薬品、サービスなど
との観測。