昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年4月4日)

NY DOW    20,650.21(-13.01)
NASDAQ     5,894.68(-17.06)
CME(円建)  18,985
日経先物(夜間) 18,990

・昨日のNY株は3月ISM製造業景況指数が予想57.2と同じ結果だったものの前回の57.7を下回ったことや長期金利が急低下して金融セクターが売られたこと、加えてロシアのサンクトペテルブルクの地下鉄で爆発事件があって10人が死亡したとの報道もあって下げ幅を広げてダウは一時$140超の下落となりました。
その後は徐々に戻して下げ幅を縮めて$13安で引け、ナスは0.29%安となりました。
・昨日のドル円は欧州時間はジリ下げとなって16:00の111.52から18:10には111.26まで下落し、その後は111.25-50で上下していました。
しかし23:00に発表された3月ISM製造業景況指数が前回の57.7を下回ったことで10年債利回りとともに急速に下げて111円を割り込んで23:50には110.91まで下落しました。
その後は111.00近辺で上下しながら何度か下値を試す展開が続いて03:20には110.84まで下落し、110.88でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り940万株、買い1,040万株 差引き100万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、差し引き33億円買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:化学、金属、機械、自動車、銀行、証券など
買い:建設、薬品、精密、陸運、サービスなど
売り買い交錯:食品、電機、小売、通信など
との観測。