東京市場ザラバ~寄りで配当落ち分132円を埋めて高値圏維持~(2017年3月29日)

 

2017年3月29日

・昨日のNY株は3月米消費者信頼感指数が2000年12月以来、約16年3カ月ぶりの高水準の結果だったことや、ダウが前日まで8日続落していたことへの反動もあって上昇幅を広げる展開となり、ダウは%150高、ナスは0.60%高となりました。

・本日の日経は前日終値19,202.87よりも13.91円高い19,216.78で寄り付き、配当落ち分約132円を埋めてのスタートとなりました。
直後に19,251まで上昇した後はひたすら前日終値を挟んだ一進一退の小動きが続いて、19,217.48(+14.61)で引けましたが、配当落ち分132円を差し引くと実質146円の上昇となりました。

 

 

日経先物
19,170で寄り付き、9:00に19,250まで上昇した後19,200-230で揉み合いとなりました。
9:35から下げ出して19,150まで下落した後は19,150-190での小動きとなり、11:20に19,220まで上昇しましたがすぐに押し戻され、その後は19,160-220での小動きが続いて19,220(+180)△0.95%で引けました。
現物は19,217.48(+14.61)△0.08%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,044.43よりも4.03ポイント高い1,048.46で寄り付き、直後から上昇基調となって10:00には1,063まで上昇し、その後もジリジリとした上げが続いて本日高値の1,072.32(+27.89)△2.67%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間はドル売りの流れとなり16:00の110.72から22:50には110.18まで下落しました。
23:00に発表された3月米消費者信頼感指数や3月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回る好結果だったことで110.43まで上昇しましたがすぐに押し戻されて23:50には11.17まで下落しました。
しかし日付け一転して10年債利回りの上昇し始めたためドル買いの流れとなり、更にフィッシャーFRB副議長が「今年、あと2回の利上げは正しいとみる」と発言したことや直近ドル売りが進行していたことへの買い戻しもあって急速にドル円は上昇し続けて03:20には111.20まで約100pips上昇し、111.17でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると一段高となって111.20近辺で小動きでしたが、9:30から下げ出して9:50には11.01まで下落しました。
しかし111円を割ることなく反転して11:00には11.31まで上昇し、その後は111.15-30での小動きが続き、14:30から下げ出して14:50には111.09まで下落し、111.14で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,252.95とほとんど変わらない3,252.87で寄り付き、すぐに下げ出してマイナス0.6%近くまで下落しましたが、そこからは反転してプラス圏での小動きが続き、後場半ばから再び下げとなって、3,241.31(-11.63)▼0.36%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  20,701.50(+150.52)
NASDAQ  5,875.14(+34.77)
・昨日のNY株は3月米消費者信頼感指数が2000年12月以来、約16年3カ月ぶりの高水準の結果だったことや、ダウが前日まで8日続落していたことへの反動もあって上昇幅を広げる展開となり、ダウは%150高、ナスは0.60%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足