昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月9日)

NY DOW    20,855.73(-69.03)
NASDAQ     5,837.55(+3.62)
CME(円建)  19,320
日経先物(夜間) 19,340

・昨日のダウは2月ADP全米雇用報告が予想を大きく上回る結果だったためプラスで始まりましたが、石油在庫統計が予想の4倍もの大幅積み増しだったため原油価格が$2.8近くの大幅下落となったため、午後には下げ幅を拡大して$69で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は上昇基調となり16:00の113.69から18:10には114.11まで上昇して114.00近辺で小動きとなりました。
ADP前に一段高となって発表の22:15には114.28まで上昇し、予想+18.7万人を上回る+29.8万人の好結果だったため米10年債利回りとともに急伸して23:10には117.72まで上昇しました。
その後はジリジリとした下げが続いて05:35には114.26まで下落し、114.38でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り520万株、買い960万株 差引き440万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(77億円)、買い(165億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:紙パ、精密、小売など
買い:建設、薬品、機械、自動車、その他製品など
売り買い交錯:化学、電機、サービス、通信など
との観測。