先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月6日)

NY DOW    21,005.71(+2.74)
NASDAQ     5,870.75(+9.53)
CME(円建)  19,460
日経先物(夜間) 19,490

・先週金曜日のイエレン議長講演で雇用や物価が想定通りに推移すれば3月のFOMCで利上げを行うのが適切との発言やフィッシャー副議長も3月の利上げを支持するとの発言でした。
発言に対してダウ・ナス共に大きな反応はなく、終日前日終値近辺での小動きが続いて小幅高で引けました。
・先週金曜日のドル円はイエレンFRB議長講演で利上げへの前向きな内容への期待から上昇基調となり16:00の114.11から01:30には114.68まで上昇し、03:00のイエレン議長講演のときは114.43でした。
講演開始直後に114.43から114.73まで急伸しましたが、すぐに反転して03:15には114.15まで急落しました。
そこから再び上げて03:35に114.60まで上昇しましたが、先週利上げ期待で大きく上昇してきたことでその後は米国10年債利回りと共に下げ基調が続いて06:10には113.80まで下落し、114.06でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,110万株、買い970万株 差引き140万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(151億円)、買い(152億円)で買い越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:精密、銀行、保険など
買い:食品、電機、自動車、その他製品、商社、陸運、通信など
売り買い交錯:化学、不動産、サービスなど
との観測。