昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年2月16日)

NY DOW    20,611.86(+107.45)
NASDAQ     5,819.44(+36.87)
CME(円建)  19,415
日経先物(夜間) 19,430

・昨日のNY株は1月CPIや小売売上高、2月NY連銀製造業景況指数が好結果だったことやトランプ大統領が小売業界との会談でそう遠くない将来に大規模な税制案を発表すると発言した事を好感して朝方から上昇基調となり、ダウは5日連続・ナスは7日れんぞくで過去最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間は114.30-60で上下していましたが、22:30に発表された1月CPIや小売売上高、2月NY連銀製造業景況指数が予想を上回る好結果だったことで114.47から114.90まで急伸しました。
しかしそこからは急速にドル売りの流れが強まったことや115円のオプションに絡む売りで02:20には113.85まで1円近く下落し、その後は戻して114.18でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り900万株、買い1,030万株 差引き130万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(60億円)、買い(110億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:機械、電機、自動車、小売、不動産、陸運、REITなど
買い:繊維、その他製品、商社、保険、通信など
売り買い交錯:建設、薬品、銀行、サービスなど
との観測。