東京市場ザラバ～OPEC総会目前～（2016年11月30日）

2016年11月30日

・昨日のNY株はGDP改定値が速報値から上方修正される好結果となりましたが、OPEC総会などのイベントを控えているため小幅高で推移しました。
しかしドル円は激しい動きとなって欧州時間序盤から22：30のGDP発表直後まで128pipsも上昇して113.34を付けた後は急速な下落となり、NYクローズ時点では112.36でほぼ行って来いの展開となりました。

・本日の日経は8年ぶりの減産合意ができるかどうかで注目のOPEC総会開催を控えて方向感のない上下を繰り返す一日となりました。
前日終値18,307.04よりも48.99円高い18,356.03で寄り付き、直後に18,370.31まで上昇した後は急落してマイテンして19,296まで下落しました。
その後は戻して小幅高水準の18,300-350での上下が前場は続いていました。
昼休み中にドル円が時間外の米10年債利回りが上昇したことで日経先物も上昇したため後場は18,339で寄りつきましたが、すぐに下げ基調となってマイテンしてからは前日終値を挟んだ小動きが続いて、18,308.48（+1.44）で引けました。

日経先物
18,370で寄り付き、18,380近辺で揉み合った後9：05から下げ出して9：10には18,290まで下落しました。
そこからは小幅戻して18,330-350でのこう着となり、10：55に18,310まで下げる場面がありましたがすぐに戻して再び18,330近辺でのこう着となりました。
12：10にドル円が急伸したことで18,360まで上昇しましたが、12：35から逆に下げとなって13：15にはマイテンして18,290まで下落しました。
その後は18,290-340での小動きが続いていましたが、現物が引けた後に急伸して15：10には18,380まで上昇し、18,380（+90）△0.49％で引けとなりました。
現物は18,308.48（+1.44）△0.01％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値921.47よりも1.08ポイント高い922.55で寄り付き、押しを入れながら上昇して10：30には927.99まで上昇しました。
しかしそこからはジリ下げとなって後場になるとマイテンし、13：15には920.24まで下落しました。
その後は戻して小幅高の922-924での小動きとなり、14：45に再度マイテンしましたがすぐに戻して922.48（+1.01）△0.11％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間に急速に上昇して16：00の112.08から22：30には113.34まで128pips上昇しました。
しかしその後は急速に下げて04：50には112.27まで下落して上昇分を打ち消し、112.36でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると112.40-50で小動きでしたが9：00から急落して9：10には112.05まで下落しました。
そこからは小幅戻して112.15-45で揉み合いが続いた後、12：10に時間外の米10年債利回りが上昇したことをきっかけに112.44から112.79まで急伸しました。
その後は荒い展開となり、ジリ下げで112.51まで下落した後、13：10に再び急伸して13：30には112.96まで上昇し、再度ジリ下げで14：20には112.61まで下落し、112.77で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　