東京市場ザラバ～大統領選再集計で波乱?～（2016年11月28日）

2016年11月28日

・先週金曜日のNY株は感謝祭のため午後1時までの短縮取引でしたが、ブラックフライデーの売上が好調なことが伝わり堅調な展開となってダウは4日連続で史上最高値を更新しました。

・本日の日経は　寄り前からドル売り圧力が強まってドル円が急落したことや　米大統領選の激戦地だった中西部のウィスコンシン州で再集計が決定したこと、11/30のOPEC総会を控えて朝方原油先物が急落したことなどで先週金曜日終値18381.22よりも78.64円安い18,302.58で寄り付き、前場はリバを挟みながらの下落基調が続いて11時過ぎには18,222.82まで下落しましたが、ドル円が2円近く下げた割には底固い動きでした。
後場になると更にリバって13時過ぎには18,325まで上昇して本日の寄り値を超え、その後も上下しながら戻り基調が続き引け前にはプラテン目前の18,374まで上昇して18,356.89（-24.33）で引けました。
またTOPIXは5.05ポイントプラスで12連騰となりました。

日経先物
18,320で寄り付き、直後から下げて9：00に18,280まで下落しましたが、そこからはリバって9：20には18,350まで上昇しました。
そこからはドル円が急速に下げていく中で日経は粘っていましたが、小リバを入れながら下げとなって11：35には18,210まで下落しました。
しかしそこからは反転して後場は上昇基調となり14：55には18,380まで上昇し、引け直前に下に飛んで18,330（-50）▼0.27％で引けとなりました。
現物は18,356.89（-24.33）▼0.13％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
先週金曜日終値911.65とほぼ変わらない911.59で寄り付き、9：20に917まで上げた後は反転して下げとなり9：50にはマイテンして908まで下落しました。
そこからは戻して小幅高水準の913近辺で小動きとなり、後場になるとジリジリとした上昇が続いて本日のほぼ高値の921.17（+9.52）△1.04％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円は欧州時間は112.55-113.20で方向感なく上下し、NYタイムは米国市場が休場だったことで商いが薄い中112.90-113.30で上下して、113.01でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は22pips下窓を明けた112.79で始まり、112.75-95で揉み合った後8：45に112.64まで急落してからはドル売り圧力が高まり11：35の111.36まで1.5円近くを下げ続け、ユーロドルなどのドルストレートは上昇しました。
そこからはリバとなって13：00には112.03まで上昇しましたが、再び押し戻されて111.70-90での小動きが続いていましたが、14：50から更にリバって112.13で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　