東京市場ザラバ~クリントンメール問題で下落~(2016年10月31日)

2016年10月31日

・先週金曜日のダウはプラス圏で堅調な動きでしたが、02:00にFBIがクリントン氏の私用メール問題の捜査を再開したとの報道で大統領選挙への影響の懸念から$150近く急落してマイテンしました。
その後は落ち着きを取り戻してプラスまで戻して小幅安で引け、ナスはメール問題で急落後は安値圏での小動きとなって▼0.50%で引けました。
・本日の日経は先週金曜日終値17,446.41よりも85.82円安い17,360.89で寄り付き、9時過ぎから上げ出して9時半に17,424まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて10時半前には寄り値を下回る17,327まで下落しました。
その後はジリジリと戻して後場は17,400を挟んだ小動きが続いて、17,425.02(-21.39)で引けました。

日経先物
17,360で寄り付き、9:05から上げ出して9:20には17,430まで上昇しましたが、そこからは急速に押し戻されて10:20には17,320まで下落しました。
そこからは反転して12:10には17,410まで上昇し、17,380-410での小動きとなり、14:05から小幅上げて15:05には17,450まで上昇し、17,440(-20)▼0.11%で引けとなりました。
現物は17,425.02(-21.39)▼0.12%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値935.68tpほぼ変わらない935.52で寄り付き、直後から上げ出して9:50には935.52まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11:00からはマイナス圏の935近辺で小動きとなりました。
その後小幅リバって小幅高水準の936近辺でこう着となり、936.23(+0.55)△0.06%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間は105.15-45で上下し、21:30に発表された米7-9月GDP速報値が好結果だったことで直後に105.51まで上昇しました。
しかしすぐに押し戻されて23:00の10月米消費者態度指数の悪化に反応して105.04まで下落しましたが、その後は再び上げ出して00:20には105.53まで上昇しました。
しかし2:00に「FBIは米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏のメール問題についての捜査を再開した」との報道で105.35から3:00には104.46まで急落し、そこからは戻りも弱く104.60-90での上下となって104.79でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は21pips下窓を明けた104.58で始まり、104.60近辺での揉み合いとなって9:00には104.52まで下落しました。
しかし9:10から急伸して9:40には104.94まで上昇し、そこからは104.70-90での小動きが続いて、104.75で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,104.27よりも7.08ポイント安い3,097.19で寄り付き、終日マイナス圏での小動きが続き、3,100.49(-3.78)▼0.12%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  18,161.19(-8.49)
NASDAQ  5,190.10(-25.87)
・先週金曜日のダウはプラス圏で堅調な動きでしたが、02:00にFBIがクリントン氏の私用メール問題の捜査を再開したとの報道で大統領選挙への影響の懸念から$150近く急落してマイテンしました。
その後は落ち着きを取り戻してプラスまで戻し、小幅安で引けました。
またナスはメール問題で急落後は安値圏での小動きとなって▼0.50%で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足