東京市場ザラバ~円安進行で続伸~(2016年10月4日)

2016年10月4日

・昨日のNY株はドイツ銀行MBS不正販売の和解金が先週伝えられた140億ドルから54億ドルへの減額についてウォール・ストリート・ジャーナルが交渉は継続中で、双方とも最終案の提示には至っていないと伝えたことで再び同行への経営不安が高まったため、ダウナス共に終日軟調な展開となりました。
・本日の日経はNY株は下落したものの8時過ぎからドル円が上昇していたことで前日終値16,598.67よりも62.84円高い16,661.51で寄り付き、直後からドル円と共に上昇して17,000円前後で揉み合った後10時半からは一段高となって16,744まで上昇しました。
後場になると16,700-750で小動きとなり、14時からジリジリと下げ出して16,677まで下落しましたが、引けにかけては戻して16,735.65(+136.98)で引けました。

日経先物
16,630で寄り付き、直後から上げ出して9:25には16,710まで上昇し、16,670-700で揉み合った後10:00には16,720まで上昇しました。
そこからは16,670-720で揉み合いとなり、11:05には16,730まで上昇しました。
その後は16,690-730での小動きが続き13:50に16,740まで上昇しましたが、14:00からドル円が急落したことで下げ出して14:40には16,660まで下落しました。
しかし引けにかけては戻して16,720(+130)△0.78%で引けとなりました。
現物は16,735.65(+136.98)△0.83%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値951.63よりも4.44ポイント高い956.07で寄り付き、9:05に956.87を付けた後は9:15から下げ出して9:45にはマイテンして950.95まで下落しました。
しかし10:25から再びジリ上げとなって11:25には958.78まで上昇しました。
後場に入ると小幅下げて954-958での小動きが続いて、956.02(+4.39)△0.46%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は101.25-45での小動きが続き、23:00のISM製造業景気指数が予想を上回ったことで101.65まで上昇しました。
その後は101.50-60での小動きとなって101.63でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると101.60近辺でこう着していましたが、7:50からジリ上げとなって8:20には101.79まで上昇し、9:00に急伸して102.04まで上昇しました。
そこからは102.00を挟んで揉み合った後、10:30から再び上げ出して11:20には102.38まで上昇しました。
なおこの上昇について市場では「本邦長期資金の買いが観測された」との指摘がありました。
しかしその後はジリ下げとなって12:55には102.09まで下落し、一旦リバって13:50には102.26まで戻りましたが、14:00から早いペースの下げとなって14:15には102.03まで下落しました。 その後14:40から反転して上げ出して102.21で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
国慶節で10月3日(月)~10月7日(金)まで休場です。

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  18,253.85(-54.30)
NASDAQ  5,300.87(-11.13)
・昨日のNY株はドイツ銀行MBS不正販売の和解金が先週伝えられた140億ドルから54億ドルへの減額についてウォール・ストリート・ジャーナルが交渉は継続中で、双方とも最終案の提示には至っていないと伝えたことで再び同行への経営不安が高まったため、ダウナス共に終日軟調な展開となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足