2016年9月30日

・昨日のNY株は朝方は小幅安水準で小動きでしたが、ブルームバーグがドイツ銀行に資金を預け入れしてヘッジファンド約10社が一部資金を引き揚げているとの報道で同行の経営不安問題を嫌気して急速に売られ、ダウは一時$247安もの大幅下落となり、引けにかけては若干戻したもののダウは%195安、ナスは0.93%の下落で引けました。
・本日の日経はNY株の大幅下落とドル円下落を受けて前日終値16,693よりも219円低い16,474で寄り付き、前場は16,400円台前半での小動きが続いていましたが、昼休み中の12時にドル円が本邦長期資金の買い観測で101.15から101.77まで62pips急進し、伴って先物も上昇したため後場になるとジリジリと上げて13時前には16,497まで上昇しました。
しかしその後は16,460-490での小動きとなり、引けにかけては売られて16,449.84(-243.87)で引けとなりました。

日経先物
16,450で寄り付き、直後に16,490まで上げましたが、すぐに反転して9：05には16,410まで下落し、16,420-450で揉み合った後9：40から再び下げ出して9：40には16,380まで下落しました。
そこからは16,380-440での上下が続いていましたが、12：00にドル円が本邦長期資金の買い観測で101.15から101.77まで急進したことで先物も16,450から480まで上昇し、12：15には16,490まで上昇しました。
その後は16,440-480での小動きでしたが14：40から下げ出して15：05には本日安値を更新して16,360まで下落し、16,390（-330）▼1.97％で引けとなりました。
現物は16,449.84(-243.87)▼1.46％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値958.15よりも9.25ポイント低い948.90で寄り付き、9：20に953.14まで上昇しましたが、その後は押し戻されて945-950での小動きとなり、後場になると更に値動きが乏しくなって947近辺でのこう着となり、 948.17（-9.98）▼1.04％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は101.40-60で上下し、21：30の4-6月期GDP確報値や米新規失業保険申請件数が予想を上回ったため上昇して22：00には101.54まで上昇しました。
そこからは押し戻されて101.45-70で上下していましたが、01：30にドイツ銀行からファンドが資金を引き上げているとの報道が伝わると101.45から02：50の100.82まで162pipsもの大幅急落となりました。
その後は戻して101.00-15での小動きとなり、101.02でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると101.00-25での小動きとなり、11：20に一段下げて100.91まで下落しました。
しかしすぐに戻して11：50には101.17まで上昇し、12：00に101.15から101.77まで本邦長期資金の買い観測とのことで62pips急進しました。
そこからはすぐに押し戻されて101.40-55での揉み合いとなり、13：30からはジリ下げとなってで15時には101.09まで下落して12時からの上昇分が行って来いとなりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値2,998.48よりも4.23ポイント低い2,994.25で寄り付き、小幅高水準の小動きが続いて、3,004.70（+6.22）△0.21％で引けとなりました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　18,143.45(-195.79)
ＮＡＳＤＡＱ　 5,269.15(-49.39)
・昨日のNY株は朝方は小幅安水準で小動きでしたが、ブルームバーグがドイツ銀行に資金を預け入れしてヘッジファンド約10社が一部資金を引き揚げているとの報道で同行の経営不安問題を嫌気して急速に売られ、ダウは一時$247安もの大幅下落となり、引けにかけては若干戻したもののダウは%195安、ナスは0.93%の下落で引けました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足