東京市場ザラバ~OPEC減産合意で株高・円安~(2016年9月29日)

2016年9月29日

・昨日のダウはイエレンFRB議長が議会証言で追加利上げに意欲を示したことや大手金融機関の規制強化に言及したことで売られてマイナス圏で推移していましたが、アルジェリアで開催されたOPEC加盟国が非公式会合で産油量の制限で合意したと伝わると原油相場が6%超の大幅急騰したことでNY株もエネルギーセクターが主導で急伸して$110高、ナスは小幅高となりました。
・本日の日経はOPEC減産合意を受けてたNY株高とリスクオフの円安でドル円の上昇が続いたことで終日堅調な値動きとなって大幅上昇となりました。
前日終値16,465よりも141円上窓を明けた高い16,606で寄り付き、16,600で揉み合った後9時半からジリ上げが続いて11時前には262円高の16,727まで上昇しました。
後場になりと16,720近辺で小動きが続いていましたが、14時半前から一段高となって16,756まで上昇し、引け前に小幅売られて16,693.71(+228.31)で引けました。

日経先物
16,600で寄り付き、直後に急伸して16,640まで上昇した後は押し戻されて9:05には16,580まで下落しました。
しかし9:25から再び上げ出して9:40には16,690まで上昇し、10:05に16,660まで押した後再び上げとなって10:50には16,720まで上昇しました。
その後は16,660-720での揉み合いが続いていましたが、14:20から一段高となって14:30には16,750まで上昇しました。
引けにかけては売られて14:55には16,720まで下落し、16,720(+260)△1.58%で引けとなりました。
現物は16,693.71(+228.31)△1.39%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値956.62よりも4.00ポイント高い960.62で寄り付き、日経が上昇を続けるのを横目に小幅安水準での小動きが続きました。
後場半ばに小幅上げてからは小幅高水準での小動きとなって、958.15(+1.53)△0.16%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州・NYタイムでは大きな動きはなく、100.45-80でフラフラと上下して100.68でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると100.70で小動きの後、7:40から上げ出して9:00には101.04まで上昇し、100.90-101.05での揉み合いとなりました。
13:05から上昇して13:25には101.49まで上昇し、そこからは押し戻されて101.33まで下げましたが、14:10から再び上げだして14:45には101.63まで上昇し、101.61で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,987.86よりも4.28ポイント高い2,992.17で寄り付き、3,000ポイントを挟んだプラス圏で堅調な値動きが終日続いて、2,998.48(+10.63)△0.36%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  18,339.24(+110.94)
NASDAQ  5,318.55(+12.84)
・昨日のダウはイエレンFRB議長が議会証言で追加利上げに意欲を示したことや大手金融機関の規制強化に言及したことで売られてマイナス圏で推移していましたが、アルジェリアで開催されたOPEC加盟国が非公式会合で産油量の制限で合意したと伝わると原油相場が6%超の大幅急騰したことでNY株もエネルギーセクターが主導で急伸して$110高で引けました。
またナスも小幅高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足