一昨日と昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年8月12日)

 

  8/10(水) 8/11(木)
DOW 18,495.66(-37.39) 18,613.52(+117.86)
NASDAQ 5,204.58(-20.90) 5,228.40(+23.81)
CME(円建) 16,680 16,860
日経先物(夜間) 16,650

・昨日のNY株は百貨店大手のメーシーズ、コールズが予想を上回る決算だったことや原油価格がIEAの石油市場月報で今秋にかけて原油在庫の調整が進んで需給が均衡に向かうとの見通しで大幅上昇したことで、ダウ・ナス共に上昇して両者とS&P500が史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は9:10に101.02まで下落しましたがその後の東京・欧州時間は101.20-50での上下が続きました。
しかし10年債利回りの上昇とNY株の上昇を受けてドル買い・円売りの流れとなり、01:20の101.46から上げ出して03:20には102.05まで上昇しました。
その後は101.90近辺で小動きとなって101.94でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り850万株、買い1,450万株 差引き600万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(143億円)、買い(154億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:化学、その他金融、証券、サービス、電力、REITなど
買い:建設、食品、機械、小売、銀行、陸運、通信など
売り買い交錯:薬品、電機、電子機器など
との観測。