先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年7月25日)

NY DOW    18,570.85(+53.62)
NASDAQ     5,100.16(+26.26)
CME(円建)  16,610
日経先物(夜間) 16,620

・先週金曜日のNY株は米企業業績や景気への期待から終日堅調な展開となり、ダウは小幅高、ナスは5,100ポイントに乗せて引けました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤はジリ上げとなって106.00-30で上下し、22:30から下げ出して23:10には105.77まで下落しましたが、そこからは反転して00:00には106.39まで急伸し、その後は106.10-30での小動きとなって、106.20でNYクローズとなりました。
またドイツのミュンヘンで銃乱射事件が発生してユーロが売られ、ユーロドルは23:40の1.1014から01:10には1.0956まで下落しました。
★中国・成都で開催されていたG20財務相・中央銀行総裁会議では2、「世界経済の成長を支えるために金融、財政、構造改革の政策を各国が個別に総動員する」との共同声明を採択して閉幕し、為替については「競争的な通貨の切り下げは回避する。競争力を底上げする目的で特定の為替レートを目標にしない。」と、これまでの文言を踏襲しました。

外資系5社経由の注文動向 売り840万株、買い1,250万株 差引き410万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(170億円)、買い(210億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:食品、薬品、鉄鋼、機械、その他製品、不動産など
買い:自動車、商社、通信など
売り買い交錯:電機など
との観測。