東京市場ザラバ~三重苦の週明け月曜日~(2016年4月18日)

2016年4月18日

・先週金曜日のNY株は3月鉱工業生産指数や4月ミシガン大消費者景況感指数が予想を下回ったこと、17日にドーハで原油増産凍結会合への不透明感から終日小幅安での小動きが続きました。
・、昨日(4/17)にドーハで開催されていた主要産油国会合で原油の減産凍結に合意できなかったことや熊本地震が未だ沈静化していないこと、G20財務相・中央銀行総裁会議でルー米財務長官の「為替市場は秩序を保っている」との発言など日本とアメリカの為替レートへの認識のズレが表面化したことの3つの大きな要因で、本日の日経は327円もの下窓を開けて寄り付いた後も下げが続いて9時半には594円安まで大幅下落しました。
その後は戻す場面もありましたが、今夜の欧米株や為替を確認したいため戻りは鈍い展開が引けまで続きました。

日経先物
16,240で寄り付き、直後に上げ出して9:10には16,370まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて9:20には16,240まで下落しました。
そこからは再び上げ出して10:25には16,440まで上昇しました。
しかし再度押し戻されて11:05には16,310まで下落し、16,330-370での小動きとなりました。
その後12:35に16,390まで上げる場面がありましたが、すぐに押し戻されて13:00には16,290まで下落しました。
そこからはジリジリと戻して14:00には16,370まで上昇しましたが、14:05から再度売られだして14:35には16,240まで下落した後は16,240-290での揉み合いとなり、引け直前に上に飛んで16,320(-440)▼2.63%で引けとなりました。
現物は16,275.95(-572.08)▼3.40%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,114.15よりも9.20ポイント低い1,104.95で寄り付き、直後に上げてプラテンしましたがすぐに押し戻されて9:30には1,097.2まで下落しました。
そこからは1102-1108で揉み合った後、10:20から再び上げ出して10:45にはプラテンし、10:55には1,117.08まで上昇しました。
後場に入ると更に上昇して13:55には1,128.75まで上昇しましたが、その後は押し戻されて1,121.42(+7.27)△0.65%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は東京時間から続いた下落基調が欧州・NYタイムでも続いて23:20には108.59まで下落し、その後は108.70近辺での小動きとなって、108.77でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は108.16で始まり、8:10には108.46まで上昇しましたが、そこからは下げとなって8:40に再び108円台を割り込み9:20には107.89まで下落しました。
その後は小幅戻して10:20には108.19まで上げた後再び押し戻されて11:00には107.83まで下落しました。 そこからは107.90-108.10での小動きが続いて、107.98で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
上窓を明けて寄り付いた後、前場は高値圏で小動きとなり、後場になると下落しました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,078.12よりも19.66ポイント低い3,058.46で寄り付き、終日3,000ポイント手前の安値圏での動きが続いて、3,033.66(-44.46)▼1.44%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,897.46(-28.97)
NASDAQ  4,938.22(-7.67)
・先週金曜日のNY株は3月鉱工業生産指数や4月ミシガン大消費者景況感指数が予想を下回ったこと、17日にドーハで原油増産凍結会合への不透明感から終日小幅安での小動きが続きました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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