東京市場ザラバ~後場奮起~(2016年4月8日)

2016年4月8日

・昨日のNY株はECB理事会議事要旨でメンバーの一部がマイナス金利拡大による銀行セクターへの悪影響を懸念していたことで欧米の銀行株が売られたことや原油価格下落でダウ・ナス共に大きく反落しました。
・本日の日経は寄り前の8:55に麻生太郎財務・金融相の「為替相場は一方向に偏った動き」「場合によっては必要な措置を取る」「為替相場の急激な変化を最も望まない」「急速な円高も円安も望ましくない」との発言が伝わったことで寄り直後は上昇しましたが、9時半前から押し戻されて前場中頃までは揉み合いが続いていました。
しかし10時半から上昇して揉み合った後、13時過ぎに再び上昇してプラテンとなり、そこから更に上昇が続き14時半には16,000円を突破して280円高まで上昇しました。
その後は押し戻されて上げ幅を縮めて71円高で引けました。
また現物は安値15,471で高値16,027となり差が556円、先物は安値15,460で高値16,030となり差が570円の大幅上昇でした。

日経先物
15,480で寄り付き、直後から上げて9:20には15,600まで上昇した後は押し戻されて9:40には15,460まで下落しました。
しかし再び上げ出して9:50には15,580まで上昇し、15,510-550で揉み合いとなり、10:30から再び上げ出して10:45には15,690まで上昇しました。
そこからは15,620-680で揉み合っていましたが、12:25から再度上げ出して12:30にはプラテンして15,740まで上昇し、15,700近辺での揉み合いとなりました。 13:10から再度動意付き14:25の16,030まで駆け上がりましたが、そこからは急速に押し戻されて15:00には15,790まで下落し、15,830(+100)△0.64%で引けとなりました。
現物は15,821.52(+71.68)△0.46%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値994.86よりも7.14ポイント低い987.72で寄り付き、9:05にプラテンしてからは堅調なジリ上げが続いて11:00には1,042.27まで上昇しました。
後場になると小幅上げて1,041-1,050での小動きが続くなかで1,049.63まで上昇し、1,042.25(+47.39)△4.76%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は東京時間からの下落基調が欧州時間も続いて15:00の108.87から00:00には107.61まで下落しました。
そこからは反転して02:40には108.44まで上昇し、108.23でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると6:10に108.05まで下落した後はジリジリと上昇し、8:55に麻生太郎財務・金融相の「為替相場は一方向に偏った動き」「場合によっては必要な措置を取る」「為替相場の急激な変化を最も望まない」「急速な円高も円安も望ましくない」との発言が伝わると上げ足を速めて10:40の108.98まで上げ続けました。
その後は押し戻されて108.55-95での上下が続き、108.70で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
前場は上下に振っていましたが、後場になると上昇基調となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,008.42よりも20.22ポイント低い2,988.20で寄り付き、終日マイナス圏での弱い動きが続き、2,984.96 (-23.46)▼0.78%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,541.96(-174.09)
NASDAQ  4,848.37(-72.35)
・昨日のNY株はECB理事会議事要旨でメンバーの一部がマイナス金利拡大による銀行セクターへの悪影響を懸念していたことで欧米の銀行株が売られたことや原油価格下落でダウ・ナス共に大きく反落しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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