2016年1月17日
先週金曜日(1/15)は東京時間から荒れていた相場が欧州・NYタイムにも引き継がれてNY株は大幅下落となり、日経ナイトは16,570円まで下落、ドル円は116.49まで円高進行、原油価格は$29.13まで下落して暴落の様相となり、年初から続いていた下げ基調が加速してきた状況となりました。
週明け月曜日(1/18)はキング牧師誕生日のためNY株式市場は休場のため歯止めがかからなくなるか、それとも悪材料を織り込むのかわかりませんが、月・火曜日も相当荒れることが想定されます。
昨夜のNY株式市場
NY DOW 15,988.08(-390.97)▼2.39%
NASDAQ 4,488.42(-126.59)▼2.74%
・先週金曜日のNY株は$30を割り込んだ原油安の進行や中国経済への懸念、アジア・欧州株の下落、また3連休を控えて利益確定の売りでダウは$16,000を割り込む$390の暴落となりました。
日経先物(夜間)
ナイトは17,080で寄り付き、欧州・NY株の下落とドル円の下落によってと下げ基調がほぼ引けまで続いて02:35には16,570まで下落して16,690で引けとなりました。
CME(円建て)清算値は16,795でした。
ドル円(チャートは7:00時点)
・先週金曜日のドル円は東京時間から続いていた円高の流れが欧州・NYタイムでも続き、債券が買われて長期金利が低下したこともあってドル売り、リスク回避の円高が重なり15:00の117.84から02:30には116.49まで下落が続き、その後は若干戻して116.94でNYクローズとなりました。
ドル・カナダドル(チャートは7:00時点)
・カナダドルは原油価格に連動性が高く、昨年12月から上げピッチが速くなっていて先週金曜日にはパニック的な買いで急騰しました。
原油先物(チャートは7:00時点)
・先週金曜日は30ドルを明確に割り込んで一時は$29.13まで下落して$29.61でNYクローズとなりました。
米国10年債権利回り(チャートは7:00時点)
・今年に入って債券買いが続いて先週金曜日は2.000%を割り込んで一時は1.986%まで低下して、2.037%でNYクローズとなりました。
左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足