東京市場ザラバ~上海株で右往左往~(2016年1月5日)

2016年1月5日

・昨日のNY株はサウジアラビアとイランの国交断絶で中東情勢への警戒感や中国株式市場が7%下落してサーキットブレーカーが発動されて取引が停止したことによるアジア・欧州株の大幅下落を受けて朝方から大きな下げとなり一時は467ドル安まで売られ、引け前に戻して下げ幅を縮めましたがそれでも大幅下落で引けました。
・本日の日経は寄り後は10時半から始まる昨日CBになった上海市場を待つ形となり方向感なく上下した後、上海が堅調な値動きとなったため急伸して堅調な動きが続いていました。
しかし後場になるとジリ下げとなり、上海の後場が軟調に推移したことでマイテンして現物・先物共に続落となりました。

日経先物
18,390で寄り付き、10:30からの上海市場開場までは18,310-440で方向感なく上下していました。
10:30に上海が開き安く寄った後は上昇してプラテンしたことで日経は10:30の18,340から10:50には18,540まで上昇しました。
その後は18,490-540での揉み合いとなり、12:05には18,550まで上昇しましたが、12:30からジリジリと下げ出して18,380-450での揉み合いとなり、14:20から更に下げてマイテンして14:25には18,330まで下落しました。
そこからは18,330-400で上下して、18,360(-20)▼0.11%で引けとなりました。
現物は18,374.00(-76.98)▼0.42%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値887.53よりも7.19ポイント高い880.34で寄り付き、マイナス圏の870-883で上下していました。
10:30から日経が上昇したことでマザーズ指数も上昇して10:50にプラテンして12:35の898.81まで上げ続けました。
その後は893-899での上下が続いて、897.63(+10.10)△1.14%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は東京時間の下落基調の流れを引き継いで下げとなり17:10には118.68まで下落しました。 その後は119.00を挟んでの上下となり、21:40からジリジリと上げて03:10には119.50まで上昇し、119.39でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると119.30-50で上下し、10:10には119.09まで下落しましたが、10:30の上海株が堅調な展開となったことでドル円も10:30の119.22から10:50には119.60まで上昇し、更に上げて12:05には119.70まで上昇しました。
その後は押し戻されて14:30には119.34まで下落して、119.43で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
寄りから上昇が続いて10:05には149.18まで上昇し、10年債利回りは2015年1月27日に付けた0.225%以来の低水準となる0.250%まで低下しました。
その後は押し戻されて15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,296.26よりも99.61ポイント低い3,196.65で寄り付き、直後から上げてプラテンしてからは前日終値近辺で上下していました。
しかし後場になると急速に下げて▼3%超まで下落しましたが、後場半ばには切り返して小幅安の3,287.71(-8.55)▼0.26%で引けとなりました。
また本日に中国証券監督管理委員会が「大株主が一定期間に売却できる株式の比率を制限する方向で検討する」と発表しました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,148.94(-276.09)
NASDAQ  4,903.09(-104.32)
・昨日のNY株はサウジアラビアとイランの国交断絶で中東情勢への警戒感や中国株式市場が7%下落してサーキットブレーカーが発動されて取引が停止したことによるアジア・欧州株の大幅下落を受けて朝方から大きな下げとなり一時は467ドル安まで売られ、引け前に戻して下げ幅を縮めましたがそれでも大幅下落で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


14 − 10 =