東京市場ザラバ~荒れまくった大発会~(2016年1月4日)

2016年1月4日

・12/31のNY株は年末の利益確定売りに押されて続落して、12/30・31でダウは295ドル下落、ナスは100ポイントの下落となりました。
・本日の日経は寄り後はNY株安やサウジアラビアとイランの外交関係を断絶との報道にもかかわらず大発会の御祝儀上げなのか10時までは堅調な上昇をしていました。
しかし10時から下げに転じて18,800を割り、中国財新・製造業PMIが悪化したことやドル円が120円を割り込んだことで更に下げが加速して急落し、一旦戻る場面がありましたが上海市場が下げ幅を拡大して2016年1月1日から導入されたサーキットブレーカーが発動され、再開後も急落して中国株の取引が停止するなど混乱が続く中で日経も激しく売られて現物は582円安、先物は620円安の大幅下落となりました。

日経先物
1/1早朝のCME(円建て)清算値18,760よりも60円高い18,820で寄り付き、直後から上げ出して10:05の18,950まで上げ続けましたが、そこからは反転下落となり、10:45には18,790まで下落してからは下げ足を急速に速めて11:35の18,420まで急落しました。
その後は18,420-480での揉み合いとなり12:20からジリジリと上げて13:05には18,570まで戻りましたが、再び売られて上海株がCBになったことで14:40には18,370まで下落し、18,380(-620)▼3.26%で引けとなりました。
現物は18,450.98(-582.73)▼3.06%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
昨年末終値887.14よりも2.16ポイント低い884.98で寄り付き、直後から日経と共に上げ出して10:05の912.56まで上昇が続きましたが、そこからは反転下落となって11:25にはマイテンして884.44まで下落しました。
その後はリバって小幅高水準での上下が続き、887.53(+0.39)△0.04%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・12/31のドル円は120.40近辺の小動きが続いていましたが、12/31の23:50から下げ出して00:10には120円を割り込んで119.98まで急落しました。 しかしすぐに戻して01:00に120.34まで上昇した後は120.20近辺での小動きとなり、06:40から小幅上げて120.32でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は120.18で始まり、ジリ上げとなって10:15には120.46まで上昇しましたが、日経の急落を受けて下げとなって120円を割り込むと下げが加速して11:05には119.68まで急落し、更にジリジリと下げて11:45には119.63まで下落しました。
その後は119.65-80で揉み合っていましたが、日経が下げ止まらないことや上海株急落でCBが発動されたことで再び下げ出して14:45には119.23まで下落し、119.38で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
日経が売られたことで債権は買われて高値引けとなりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
昨年末終値3,539.18よりも2.59ポイント低い3,536.59で寄り付き、寄りから下げが続いて後場になると1回目のCBが発動され、再開後にも再び下げて中国株の取引が停止し、3,296.66(-242.52)▼6.85%で取引停止となりました。
また上海、深セン両証券取引所、及び中国金融先物取引所で「サーキットブレーカー」制度を2016年1月1日に導入されたたことで本日初のサーキットブレーカーが発動され、再開後も急落して中国株式市場のCSI300指数が7%超下落したことで中国株の取引が停止しました。

本日発表された中国指標
10:45 中国・12月財新/製造業PMI 予想:49.0 結果:48.2 (前回:48.6)

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨年末のNY株式市場
NY DOW  17,425.03(-178.84)
NASDAQ  5,007.41(-58.44)
・12/31のNY株は年末の利益確定売りに押されて続落して、12/30・31でダウは295ドル下落、ナスは100ポイントの下落となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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