東京市場ザラバ～日銀プレイで汚い分足～（2015年9月15日）

2015年9月15日

・昨日のNY株は13日に発表された中国の弱い経済指標を嫌気したことやFOMC前の手控えから終日マイナス圏で推移してダウ・ナス共にマイナスで引けました。
・本日の日経は寄り直後から理由なく急伸して一時は400円を超える上昇をしましたが、日銀金融政策決定会合で現状維持の発表から急落して前場の上昇分が行って来いになりました。
その後上昇しましたが戻りは鈍く、引けにかけては上海株が3,000ポイントを割れまで下落したことで更に下げて本日の安値圏での引けとなりました。

結果
12：07　日銀金融政策決定会合　現状維持

日経先物
17,960で寄り付き、9：05に17,930まで下げた後に急伸して9：55には18,220まで上昇しました。
しかしそこからは下げ出して10：40には18,050まで下落し、18,090-140での揉み合いとなりました。
12：07に日銀金融政策決定会合で現状維持の発表から急落して12：30には17,870まで下落しました。
そこからは戻して18,030-60での揉み合いとなりましたが、13：55から再び下げて14：05には17,920まで下落し、14：15には18,030まで戻りましたが、引けにかけては上海株が3,000ポイント割れ目前まで下げたことで日経も急落して、 17,880（+60）△0.34％で引けとなりました。
現物は18,026.48（+60.78）△0.34％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値777.48よりも1.71ポイント高い779.19で寄り付き、9：30には786.47まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて778-781で小動きとなりました。
しかし昼休みに日銀決定会合発表後に日経が急落したことで下窓を開けて寄り付いてからはジリ下げとなって14：05には770.89まで下落し、そこからは戻りは鈍く、771.38（-6.10）▼0.78％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15:00時点）
・昨日のドル円は東京時間からの軟調な地合いを引き継ぎ01：10には119.84まで下落し、その後は戻して120.18でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ってもジリ上げが続いて9：50の120.65まで上昇が続きました。
しかしそこからは一転して下げ基調となり12：07の日銀金融政策決定会合で現状維持の発表から下げ足を速めて12：30には119.90まで下落しました。
その後は戻して119.90-120.15で揉み合っていましたが、14：50から更に下げて119.83で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　