東京市場ザラバ~乱高下~(2015年7月10日)

2015年7月10日

・昨日のNY株は朝方は中国株の下げ止まりの安心感から一時200ドル超えの大幅高で推移していましたが、週末のギリシャ協議を控えて徐々に下落して、ダウ、ナス共に小幅高での引けとなりました。
・本日の日経は寄り前の7時にユーログループ議長がギリシャの新提案を受け取ったとの報道でCMEが19,630から19,900まで270円、ドル円が約50pipsの急伸となり、CME清算値19,665よりも上放れて寄り付きました。
寄り後に押した後は上海株が上昇したことを好感して10時半から急伸となってプラテンしてからは20,000円手前での揉み合いが続いていました。
しかし週末のギリシャ問題への警戒で13時からは押し戻されて寄り値近辺まで下落し、引けにかけては戻して現物は小幅安、先物は前日比変わらずでの引けとなりました。

日経先物
朝7時のユーログループ議長がギリシャの新提案を受け取ったとの報道でCMEが19,630から19,900まで270円急伸し、CME清算値19,665よりも155円上放れた19,820で寄り付きました。
寄り付き直後に下げて9:05には19,720まで下落した後は19,840まで戻しましたが、再び下げて9:35には19,710まで下落しました。
そこからは再び上げて19,780-820で揉み合っていましたが、10:30に19,880まで急伸し、10:45には19,970まで上昇しました。
その後19,910-980で揉み合いが続いていましたが、13:15から下げ出して14:00には19,730まで下落しました。
しかし14:20から再度上げ出して15:00には19,850まで上昇して、19,860(+-0)0.00%で引けとなりました。
現物は19,779.83(-75.67)▼0.38%でした。
★SQ値は19,849.15でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値943.12とほぼ変わらない943.62で寄り付き、前日終値手前でこう着が続き、13:00からは小幅下げて926近辺でのこう着となって、924.19(-18.93)▼2.01%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日は欧州・NYタイムは方向感なく121.20-60のレンジでの上下に終始し、121.32でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると6:50の121.33からユーログループ議長がギリシャの新提案を受け取ったとの報道で7:05には121.76まで43pips急伸し、8:00には121.81まで上昇しました。
その後9:00に121.50まで下落しましたが、そこからは上昇基調となって11:55には122.04まで上昇しました。
その後はジリ下げとなって14:00には121.70まで下落した後は反転上昇して121.90で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
前場は小動きでしたが、後場になると上昇して本日の高値圏で15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
多数の銘柄が売買停止中のなか、前日終値3,709.33よりも1.87ポイント低い3,707.46で寄り付き、直後に急伸してプラス4~6%の高値圏で推移し、3,877.80(+168.47)△4.54%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,548.62(+33.20)
NASDAQ   4,922.40(+12.64)
昨日のNY株は朝方は中国株の下げ止まりの安心感から一時200ドル超えの大幅高で推移していましたが、7/12のギリシャ協議を控えて徐々に下落して上げ幅を縮め、ダウ、ナス共に小幅高での引けとなりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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