東京市場ザラバ～日銀決定会合据え置きは無風～（2015年2月18日）

2015年2月18日

昨日に「ギリシャは18日に6カ月間の融資延長を要請する意向」との報道がありましたが、NY株は大きな反応はなくダウ・ナス共に小幅プラスでしたが、ドル円は1円近く円安になって返ってきました。
本日は高く寄り付いた後、更に高値を追う展開となり、昼休みに日銀金融政策決定会合の発表がありましたが日経は無風で、その後はこう着が続き、引けにかけて上昇して高値圏で引けとなりました。

結果
11:49　日銀金融政策決定会合　現状維持

日経先物
18,090で寄り付き、直後から上げて9：20には18,150まで上昇しました。
そこからは18,110-140で揉み合いとなっていましたが、10:25に一段上げて18,140-160でこう着となり、11：49の日銀決定会合発表の時は18,150でした。
発表直後にドル円は急落しましたが日経はほとんど反応はなく18,150近辺でこう着となりました。
その後、12：20に18,180まで上昇しましたが再び押し戻されて今度は18,140-170での小動きとなりました。
しかし14：30から再び上げて14：40には18,200まで上昇し、15：00には18,210まで上昇して、18,180（+180）△1.00％で引けとなりました。
現物は18,199.17（+212.08）△1.18％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値865.97よりも2.74ポイント高い868.71で寄り付き、ジリジリと上げて9：50には873.39まで上昇しました。
その後、870-873でこう着し、12：35に873.99まで上昇しましたが、すぐに戻ってきて871-873での小動きとなりました。
14：50から小幅に上げて874.54（+8.57）△0.99％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日は15:30の118.23を底にして上昇が続き、本日の日銀金融政策決定会合への期待や先週からの円高進行への反動、またギリシャ融資延長のニュースでリスクオンの流れも加わり、03：20には119.40まで117pips上げ続けて119.23でＮＹクローズとなりました。
・東京時間に入ると小幅押し戻されて9：00には119.11まで下落しましたが、すぐに戻してからは119.20-35で上下して、日銀決定会合が発表された11：49は119.16でした。
発表で119.16から118.86まで30pips急落しましたが、すぐに戻って下髭を形成して11:55には119.21まで戻りました。
しかしそこからはジリジリとした下げとなり、13:50には118.94まで下げましたが、そこからは反転上昇となって14：35には119.10まで戻りました。
そこからは再び下げて119.04で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　