2015年2月3日

昨日のＮＹ株が反発して返ってきたことで、日経は高く寄り付きましたが、直後から売られて後場に入ると財務省が12：45に発表した10年債入札結果で最低落札価格が市場の事前予想を大幅に下回ったほか、テールも45銭（前回3銭）と急拡大する低調な内容だったため長期国債先物が78銭安と急落したことからで、日経とドル円も急落して引け前にリバったものの大幅下落となりました。

日経先物
17,650で寄り付き、直後から下げて9：15には17,580まで下落し、17,600近辺で揉んだ後、9：40から再び下げ出して9：55には17,510まで下落しました。
その後17,520-550で揉み合った後、10：55から再び下げ出して17,480まで下落し、今度は17,500近辺での小動きとなりました。
12：35に17,540まで上昇しましたが、12：45から国債が急落したことで日経とドル円も急落して13：00には17,350まで下落しました。
そこからも売りが止まらずジリ下げとなって14：30には17,260まで下落し、そこからはリバって17,330（-200）▼1.14000％で引けとなりました。
現物は17,335.85（-222.19）▼1.27％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値881.05よりも2.52ポイント高い883.57で寄り付き、9：05には888.29まで上昇しましたが、そこからは反転下落となって9：40にマイテンした後878.47まで下落しました。
その後、前日終値近辺で小動きとなっていましたが、10：55からジリさげとなり、後場に入ると日経・ドル円が急落したことでマザーズ指数も下げ出して13：40には865.87まで下落しました。
そこからは小幅戻して868.33（-12.72）▼1.44％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日は欧州時間は117.55-85で上下していましたが、1月ISM製造業景況指数が予想に届かなかったことで00：00の117.50から下げて00：10には117.15まで下落し、その後リバって01：30には117.48まで戻りましたが再び下げて03：40には117.11まで下落しました。
しかし05：00からは上げ出して117.60でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって7：55には117.70まで上昇しましたが、そこからは下げ出して10：55には117.15まで下落しました。
その後、117.30近辺で小動きでしたが、12：30のオーストラリア政策金利発表後に上げて12：35には117.43まで上昇しました。
しかし財務省が12：45に発表した10年債入札結果で最低落札価格が市場の事前予想を大幅に下回ったほか、テールも45銭（前回3銭）と急拡大する低調な内容だったため長期国債先物が７８銭安と急落し、連れてドル円も急落して13：00には116.98まで下落しました。
その後も下げは続いて13：40には116.86まで下落し、116.99で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

日本国債（チャートは15：00時点）
前場は小動きでしたが、財務省12：45に発表した10年債入札結果で最低落札価格が市場の事前予想を大幅に下回ったほか、テールも45銭（前回3銭）と急拡大する低調な内容だったため長期国債先物が７８銭安と急落し、その後は安値圏で小動きとなって15時になりました。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

上海総合指数
前日終値3,128.30よりも27.79ポイント高い3,156.09で寄り付き、前場は小幅高水準で小動きでしたが、後場に入るとジリ上げとなって3,204.91（+76.61）△2.45％で引けとなりました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　17,361.04(+196.09)
ＮＡＳＤＡＱ 　 4,676.69(+41.45)
昨日のNY株は先週金曜日終値近辺で小幅にプラスマイナスしていましたが、原油先物が一時50ドル超まで上昇したことや先週の下落の反動もあり、引けにかけて急速にダウ・ナス共に上昇しました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足