東京市場ザラバ~なぜか日経だけスイスショック~(2015年1月16日)

2015年1月16日

昨日の18:30にスイス中銀がユーロ・スイスの下限撤廃の発表でスイスフランが大暴騰して、他の通貨も大混乱になりドル円が急落したことやCITIやJPモルガンチェースの低調な決算や1月フィラデルフィア連銀景況指数が予想よりも悪化したことでNY株が続落して返ってきたことで、日経は低く寄り付いた後安値圏で揉んでいましたが、11時から下落して現物が止まっている昼休み中に16,000円を割り込みました。後場になると逆に上昇に転じて大幅に戻して、本日も大きな値幅の一日となりました。

昨日のスイス中銀発表後、欧州株は上昇し、NY株は自国要因で下げましたが、日経は例によってなぜか大きく下げました。

★昨日のスイスフラン動きは、スイス中銀がユーロスイス上限目標撤廃を発表した時の動き(2015年1月16日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当の兄弟サイトが別ウィンドウで開きます。)

 

日経先物
16,730で寄り付き、16,730-790で揉み合った後、9:30から上昇して9:40には16,800まで上昇しました。
しかしそこからは下げて10:00には16,720まで下落し、16,740-780での小動きとなりました。
その後、16,730で寄り付き、16,730-790で揉み合った後、9:30から上昇して9:40には16,800まで上昇しました。
しかしそこからは下げて10:00には16,720まで下落し、16,740-780での小動きとなりました。
しかし10:55から下げ出して11:30には16,000円を割り込んで11:55には16,540まで下落しました。
そこからは反転上昇となって14:05には16,820まで上昇し、14:30に16,720まで押した後再び上げ出して15:00には16,890まで上昇しました。
引けにかけては押し戻されて16,800(-360)▼2.10%で引けとなりました。
現物は16,864.16(-244.54)▼1.43%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値887.85よりも6.10ポイント低い881.75で寄り付き、9:05に884.16まで上げた後はジリ下げとなり、12:50には862.10まで下落しましたが、そこからは逆にジリ上げとなって877.39(-10.46)▼1.18%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・欧州時間序盤は117.60-70で小動きでしたが、スイス中銀のユーロ相場の下限撤廃の発表でスイスフランは大暴騰、ドル円は急落し22:00には116.21まで下落し、117.20近辺まで戻る場面がありましたが再び下げて6:50には116.14まで下落し、116.20でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると上げて8:05には116.41まで上昇し、116.00-40で上下して10:05には116.57まで上昇しましたが、そこから下げ出して11:45には115.85まで下落しました。
しかし、そこからは反転上昇となって116.43で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,336.46よりも7014ポイント高い3,343.60で寄り付き、終日高値圏での小動きで堅調な展開となり、3,376.50(+40.04)△1.20%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,320.71(-106.38)
NASDAQ   4,570.82(-68.50)
昨日のNY株はCITIやJPモルガンチェースの低調な決算や1月フィラデルフィア連銀景況指数が予想よりも悪化したこと、またスイス国立銀行(中央銀行)がユーロ・スイスの下限撤廃(1.2000)の発表したことによる混乱などでダウ・ナス共に続落となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


6 − 2 =