東京市場ザラバ～魔の水曜日～（2014年12月10日）

2014年12月10日

・昨日に中国株が5%超の下落や、欧州株や特にギリシャ株が大幅に下落し、リスク回避の動きが強まったことで、日経とドル円が欧州・NYタイムで急落しました。
NY株は引けにかけて戻してナスはプラスで引け、ドル円も昨日の東京時間15時の120.10から00：30の117.94まで216pipsの大幅急落となりましたが、その後は堅調に戻して下げ幅を縮小して119.66でNYクローズとなりました。

・本日の日経はNY株・ドル円が急落したものの戻して返ってきたことで安い水準ながらも堅調に寄り付きましたが、前場半ばまでは一進一退でしたが、11時から下げ出して13時半からは更に下げ足を速めて一時は17,300まで下落しましたが、引けにかけては戻して下げ幅を縮小しました。

日経先物
17,590で寄り付き、直後に17,640まで上昇しましたが、すぐに下げ出して9：30びは17,510まで下落しました。
そこからは17,520-600で上下していましたが、11：05から下げ始めて11：50には17,420まで下落し、17,440-490で上下していました。
しかし、13：25から早いピッチで再び下げ出して13：50にはナイト安値17,310を割った17,300まで急落しました。
その後はジリジリと戻していましたが、14：50から急騰して15：05には17,490まで上昇し、17,470(-320）▼1.80％で引けとなりました。
現物は17,412.58（-400.80）▼2.25％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
912.64よりも8.56ポイント低い904.08で寄り付き、すぐに上げ出して9：10にプラテンしてからも上昇が続き10：00には926.43まで上昇しました。
そこからは押し戻されて920-923で小動きとなりましたが、11：00から日経が下げ出したことでマザーズ指数も下げ始めて、12：50にマイテンしてからは前日終値近辺で小動きとなり、引け前にピョンと上げて916.54（+3.90）△0.43％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨夜のドル円は欧州時間は119.50-120.10で上下していましたが、21：00から徐々に下げ始めて23：30からのNY株が大幅下落で始まったことでリスク回避と急激な上昇に対する利益確定の動きも加わって下げ足を速め、00：30には117.94まで2円以上の急落となりました。
しかしそこからは戻しも早く5：20には119.79まで上昇し、119.66でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると119.20-70で上下し、10：30から小幅上げて10：40に119.90まで上昇しました。
しかし、そこからはジリ下げとなっていましたが、日経が下げ足を速めたことでドル円も急速に下げ出して13：50には118.68まで下落しました。
その後、118.70-119.00で上下していましたが、14：50から小幅上昇して119.08で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　