2014年4月26日
今週に入り、ウクライナ情勢が再び緊迫化してきました。
昨日はロシアがウクライナ国境付近で新たに軍事演習を始めたとの報道で、欧州や米国の株式市場が軟調になりました。
RTSⅠは下落基調、ルーブルは売り基調となっています。
また、ロシアRTS指数は来週の動向次第では、3/14に付けた安値に接近する可能性があります。
沈静化が見えない状況で、今後の展開、とりわけ日本市場が休場になるゴールデンウィーク中に事態が悪化しないことを願います。
ロシア株式市場
昨日のRTSⅠ:1.120.15(-25.51)▼2.23%
週初から下げ続けて、木、金に大きく下げて、下値模索の展開となりました。
ウクライナ情勢次第では、3/14に付けた安値に接近する可能性があります。
ドル-ルーブル(チャートは6:00時点)
先週はジリジリとルーブルが売られて、金曜日は変動幅が大きくなりました。
しかし、今年2、3月の頃に比べると、ルーブル売りは激しいものではありませんでした。
日経先物(夜間)
14,280(-180)▼1.24%(3時の引け時点)
夜間は14,400で寄り付き、ドル円が下落して102円台が割れたことや、欧州、米国の株式市場がウクライナ懸念やアマゾンの低調な決算などで下落し、引っ張られてジリジリと下げとなりました。
なお、CME(円建て)清算値は14,330でした。
昨日のNY株式市場
NY DOW 16,361.46(-140.19)
NASDAQ 4,075.56(-72.78)
ダウ、ナス共に下落し、ナスは1.7%もの下落。
ロシアがウクライナ国境付近で新たに軍事演習を始めたことや、アマゾン、フォードの決算が振るわなかったことで売られました。
ドル円(チャートは6:00時点)
東京時間の10時過ぎの102.49から21:10の101.96まで売られ続けました。102円割れでは踏ん張って、その後戻して102.18でNYクローズとなりました。