2014年4月16日
昨夜のNY株式市場は、大きなV字を形成し、日足で下髭えを付ける動きとなりました。
ウクライナ暫定政権が親ロシア派武装集団の強制排除を開始したとの報道で、ダウ・ナスともに売られましたが、2時から反転して下げ分をすべて回復し、ダウは200ドル近いV字のチャートとなり、ウクライナ問題を一時的にせよ織り込んだ展開となりました。
ドル円、米国債も同様に行って来いの動きとなりました。
このNY市場の動きで今日の日経は上昇の期待がもてそうな気がします。
昨日のNY株式市場
NY DOW 16,262.56(+89.32)
NASDAQ 4,034.16(+11.47)
ダウ、ナス共に上昇となりました。
ウクライナ軍が東部ドネツク州で親ロシア派の武装集団の強制排除を開始したと報じられたことで下落して16,063ドルまで下落しましたが、後場に入ると切り返して上昇となり200ドルのV字を描くチャートを形成しました。
左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
日経先物(夜間)
14,020でナイトは寄り付き、14,000で上下していましたが、18:35に付けた13.970から上昇に転じて22:45には14,120まで上昇しました。
しかし、米株が軟調に推移したことやドル円の下落を受けて下げ出し、2:00には13,900まで下落しました。
そこからは米株の反転もあり切り返して上昇し、14,010(-20)▼0.14%で3時となりました。
CME(円建て)は14,110となりました。
ドル円(チャートは6:00時点)
22:50に101.99まで上昇しましたが、ウクライナ問題で米株が下落するとリスクオフで売られて2:00には101.49まで下落しました。しかし、米株の反転を受けて上昇し、101.91でNYクローズとなりました。
米国債(チャートは6:00時点)
ウクライナ問題で安全資産である債権が買われて急伸しましたが、米株が反転上昇になると売られて下落しました。
ロシア株式市場 RTSⅠ(チャートは6:30時点)
1,142.96(-37.01)▼3.14%
ウクライナ問題で売られ、リバなく下げていき、3%越の下落となりました。