ロシア市場の動き(2014年3月8日)

2014年3月8日

ウクライナ情勢が再び緊迫化してきました。

昨夜報道されたウクライナ関連の主なニュースは以下です。
・ロシアは7日、欧州連合(EU)が査証(ビザ)関連の交渉停止などの対ロシア制裁措置を決定したことにをめぐり、「極めて非建設的」として批判した。
・米軍艦は7日、トルコのボスポラス海峡を通過し黒海へ向かった。米軍はこれにつ いて、ウクライナ危機発生前から予定されていた通常配備の一環としている。
・ロシアの政府系天然ガス大手ガスプロムは7日、料金の支払いが滞っていることを理由に、ウクライナ向け天然ガスの供給を停止する可能性があることを示唆した。

これらのため、ロシア国債やウクライナ国債の下落、欧州株下落(ドイツDAXは2%越えの下落)、米株も雇用統計での上昇したのですが、欧州株に引きずられてマイテンしたりするなど、波乱気味の状況になりました。

本日からパラリンピックが開催されるので、すぐに戦火を交えることは考えられないですが、情勢の変化には注意したいところです。

ロシア株式市場
大きな動きはありませんでした。
RTSⅠ 1,158.87(-5.76)▼0.49%

左:RTSⅠ-15分足 右:RTSⅠ-日足
  

 

ドル-ロシア・ルーブル(チャートは7:00時点)
ルーブルがドルに対して売られました。
先日のウクライナ問題で急落した水準に近づきつつあります。

左:ドル-ロシア・ルーブル-15分足 右:ドル-ロシア・ルーブル-日足
  

 

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