昨日(1/8)に発表された12月のADP全国雇用者数が大幅改善しました。
予想が20.0万人のプラスに対して、結果は23.8万人のプラスで前回数字も+21.5万人から+22.9万人に上方修正されました。
この結果を受けて、米国債が売られましたが、米株は量的緩和縮小のペースが早まるとの懸念から下落しました。
本番の雇用統計は今週金曜日(1/10)ですが、米株が結果でどのように反応するのかが、今回のADPの反応で難しくなってきました。
ただ米国債の週足を見ると、下限値近くまで来てます。ここから下げるようだと株式市場への影響は大きくなるのではないでしょうか。
上:米国10年債-分足
左下:同-日足、右下:同-週足
左:DOW-分足(5日分)
右:NASDAQ-分足(5日分)