先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年4月24日)

NY DOW    20,547.76(-30.95)
NASDAQ     5,910.52(-6.26)
CME(円建)  18,610
日経先物(夜間) 18,620

・先週金曜日のNY株はフランス大統領選を控えていたことや原油価格が下落して$50を割れたことで前日終値を挟みながらも上値の重い展開が終日続いてダウは$30安、ナスは0.11%安で引けました。
・先週金曜日のドル円もフランス大統領選を控えて109.00-20での小動きが続き、0時過ぎからは一段安となって02:10には108.88まで下落しました。
02:50にトランプ米大統領が「企業と個人の大幅減税を含む税制計画を来週発表する」との報道で109.31まで急伸しましたがすぐに押し戻されて109.10-25での小動きとなり、109.15でNYクローズとなりました。

本日早朝の報道でフランス大統領選第一回投票は、右派の「国民戦線」党首のマリーヌ・ルペン(48)と中道の「前進!」の前経済産業デジタル相エマニュエル・マクロン(39)がいずれも過半数に達しなかったため、5月7日にこの2人の決選投票が行われる見通しとのことで、ユーロ・ドルは先週金曜日のNYクローズ1.0727から170pips上窓を開けた1.0892で始まり、ドル円も先週金曜日のNYクローズ109.15から116pips上窓を開けた110.31で始まっています。 また日経CFDは一時19,000円を超えて大幅高で推移していました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,120万株、買い570万株 差引き550万株の売り越し。
金額ベース(5社)も売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:化学、電機、小売、不動産、通信など
買い:食品、その他製品、サービスなど
売り買い交錯:薬品、自動車など
との観測。