2017年4月6日
・昨日のNY株は3月ADPが予想の+18.7万人を大幅に上回る+26.6万人だったことで朝方は大幅上昇してダウは一時$200超となって高値圏で推移していました。
しかし03：00のFOMC議事要旨で大半の参加者が過去の量的緩和で膨らんだ約4.5兆ドルの保有資産の圧縮を年内に開始するのが適切であるとの内容で、また「一部のメンバーは株価が非常に高いと見ている」との内容もあったことでダウ・ナス共に発表直後から急落となり、ダウは$200以上一気に下落して$41安、ナスは0.58%安で引けました。
・本日の日経は前日のNY株がFOMC議事要旨後に急落したことやドル円の下落、それに加えて北朝鮮を巡る地政学的リスクが嫌気されてたことで前日終値18,861.27よりも106.90円安い18,754.37で寄り付き、小リバを挟みながら下げ幅を広げて13時半には330円安となる18,532まで下落しました。
その後は戻りも鈍く18,530-600での上下が続いて、18,597.06（-264.21）で引けました。
日経先物
18,770で寄り付き、18,740-790で揉み合っていましたが、9：15に18,670まで急落した後は下げ基調となって9：35には18,630まで下落しました。
そこからは18,670-730での揉み合いが続いていましたが、11：10から再び下げ出して11：35には18,570まで下落し、18,570-630での揉み合いとなりました。
13：15から再度下げ出して13：25には340円安となる18,520まで下落した後は18,530-600での揉み合いが続き、14：50に再度18,520まで下落しましたが、引けにかけては戻して18,610（-250）▼1.33％で引けました。
現物は18,597.06（-264.21）▼1.40％でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
前日終値1,036.00よりも6.45ポイント安い1,029.55で寄り付き、直後から下げて9：35には1,015まで下落し、そこからは小幅戻して1,019-25での小動きが続いていました。
しかし11：05から再び下げ出して13時半には1,004まで下落し、その後は戻して1,015近辺での小動きが続いて、1,011.63（-24.37）▼2.35％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は16：50に110.56を付けた後は上昇基調となり18：20には110.97まで上昇し、21：15のADPが好結果だったことで110.92から111.25まで急伸した後も上げが続いて22：40には111.43まで上昇しました。
そこからは押し戻されて00：00には111.04まで下落した後再び上げ出して03：00のFOMC議事要旨発表直後には111.40まで上昇しました。
しかしそこからは10年債利回りと共に急落となって05：00の110.54まで下げ続け、110.69でNYクローズとなりました。
・東京時間に入っても下げが続いて9：40には110.28まで下落し、そこからはリバって110.35-55での揉み合いとなりました。
12時過ぎからは110.50近辺でのこう着となり、14：30から再び下げ出して14：50には110.36まで下落し、110.38で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
前日終値3,270.31よりも1.88ポイント高い3,272.19で寄り付き、しばらく前日終値を挟んで小動きでしたが、前場半ばから一段高となってからはプラス0.2-0.5%での堅調な動きとなり、3,281.00（+10.70）△0.33％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 20,648.15(-41.09)
ＮＡＳＤＡＱ 5,884.48(-34.13)
・昨日のNY株は3月ADPが予想の+18.7万人を大幅に上回る+26.6万人だったことで朝方は大幅上昇してダウは一時$200超となって高値圏で推移していました。
しかし03：00のFOMC議事要旨で大半の参加者が過去の量的緩和で膨らんだ約4.5兆ドルの保有資産の圧縮を年内に開始するのが適切であるとの内容で、また「一部のメンバーは株価が非常に高いと見ている」との内容もあったことでダウ・ナス共に発表直後から急落となり、ダウは$200以上一気に下落して$41安、ナスは0.58%安で引けました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
