昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年1月19日)

NY DOW    19,804.72(-22.05)
NASDAQ     5,555.65(+16.93)
CME(円建)  19,010
日経先物(夜間) 18,940

・昨日のNY株は原油価格の下落やトランプ次期大統領就任式を明日に控えて様子見ムードが強くダウ・ナス共に小幅高水準での小動きが続いていました。 しかし5時から始まったイエレンFRB議長講演で米長期金利が上昇したことをきっかけに引けにかけては一段高となりました。
・昨日のドル円は欧州時間に入ってから113.10-60を方向感なく上下する動きが続いていましたが、05:00のイエレンFRB議長講演が始まると113.57から113.88まで急伸し、更に「12月時点で2019年まで年数回の利上げを想定」「2019年末までに3%の長期中立金利に近づくと予想」との発言が伝わると米長期金利が一段高となって10年債利回りが一時2.4%超を上回り、ドル円は上昇が加速して06:40には114.76まで駆け上がり114.63でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り870万株、買い1,230万株 差引き360万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(149億円)、買い(192億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:ゴム、電機、精密、その他製品、商社など
買い:銀行、サービス、陸運、通信など
売り買い交錯:化学、機械、小売など
との観測。