昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年12月21日)

NY DOW    19,974.62(+91.56)
NASDAQ     5,483.94(+26.50)
CME(円建)  19,540
日経先物(夜間) 19,550

・昨日のNY株はクリスマス前で市場参加者が少ない中、アジア株の上昇やイタリア大手銀行のモンテパスキ救済策発表で欧州株が上昇したことで堅調に始まり、一時は$20,000まであと$12の$19,987まで上昇しました。
結局$20,000を突破することはありませんでしたが高値圏での小動きが終日続いて、ダウは$91高で史上最高値を更新し、ナスも0.49%高で史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は東京時間からの地合いを引き継いで欧州時間序盤は16:00の117.82から17:40には118.24まで上昇し、その後も10年債利回りの上昇やダウが$20,000に接近する堅調な動きだったため117.90-118.20で上下していました。
しかし01:50から押し戻されて117.65-90での上下となり、117.83でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り630万株、買い490万株 差引き140万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(96億円)、買い(69億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:紙パ、銀行、保険、倉庫など
買い:輸送用機器、その他製品、小売、通信など
売り買い交錯:機械、電気機器、サービスなど
との観測。