昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年12月8日)

NY DOW    19,549.62(+297.84)
NASDAQ     5,393.76(+60.76)
CME(円建)  18,630
日経先物(夜間) 18,650

・昨日のNY株は朝方は小幅な動きでしたが、金融や建機メーカーなどトランプ銘柄の買いが強まり徐々に上げ幅を拡大して一時は$300超の上昇となり、ダウは$297高、ナスは+1.14%で引けました。
また欧州株はイタリア政府が経営危機に陥っているモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナに対する公的支援を検討していると報じられたことで主要国の株価は大幅上昇しました。
・昨日のドル円は16:20の114.39から下げ出して18:50には113.87まで下落し、114.00近辺で揉み合っていましたが、米10年債利回りの低下を受けて00:00から再び下げとなって01:50には113.41まで下落しました。
その後は戻して04:10には113.99まで上昇しましたが、再度売られて113.75でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,040万株、買い1,240万株 差引き200万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(122億円)、買い(138億円)で売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:建設、鉄鋼、小売、銀行、電力、ガスなど
買い:化学、輸送用機器、その他製品、証券、保険など
売り買い交錯:機械、電機、精密、商社、サービス、通信など
との観測。