東京市場ザラバ~FOMC無事通過するも米株先物下落を受けて453円安~(2025年12月11日)
2024年12月11日
・昨日のNY株はFOMC後のパウエルFRB議長会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」「インフレリスクは上方向に傾いている」「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」と述べてタカ派でない姿勢を示したことやバランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針を示したことで株が買われてダウは一時630ドル超上昇して497高、ナスは0.33%高で引けました。
・FOMCでは予想通りFFレートの誘導目標を3.75-4.00%から3.50-3.75%に0.25%利下げ、声明文で「米経済活動が緩やかなペースで拡大していることを示唆」「FF金利の目標レンジのさらなる調整の程度とタイミングを検討する際、FOMCは入ってくるデータ、進展する見通しおよびリスクのバランスを慎重に評価する」とし、準備預金残高が十分な水準まで減少したと判断し、準備金を恒常的に十分な水準に維持するために必要に応じて短期国債の購入を開始すると発表しました。
またFOMCメンバーの金利見通しでは、2026年と2027年は1回の利下げ予想が従前通り維持されて長期金利見通しも3.0%で据え置かれました。
パウエルFRB議長会見で「インフレ率は依然としてやや高い」「雇用の下振れリスクは最近高まっているようだ」「FRBは会合ごとに決定を下す」「FRBは経済の動向を見守る態勢にある」「1月FOMCまでに多くのデータが得られるだろう」などと述べました。
・本日の日経は前日終値50,602.80よりも215.59円高い50,818.39で寄り付き、直後から下げ出して9:30にはマイテンして17円安の50,585まで下落しました。
そこからしばらく前日終値を挟んで上下していましたが、11:00から再び下げ出して前引けは293.91円安の50,308.89でした。
昼休み中に米株価指数先物が下落したため後場は506.13円安の50,096.67で寄り付き、12:35には5万円を割り込んで676.53円安の49,926.27まで下落しました。
その後は50,000-250での小動きが続き、50,148.82(-453.98)▼0.90%で引けました。
結果
3.75-4.00%から3.50-3.75%に0.25%の利下げ
★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文(2025年12月11日)の記事に載せています。
日経先物
・50,730で寄り付き、8:55に50,840まで上昇しましたが、そこからは下げ出して9:30には50,460まで下落しました。
そこから一旦戻して10:10に50,720まで上昇しましたが、再び下げ出して12:35には49,920まで下落しました。
その後は50,030-230での小動きが続き、50,130(-470)▼0.93%で引けました。
現物は50,148.82(-453.98)▼0.90%でした。
東証プライム売買代金:53,942億円、東証プライム売買高:20.09億株
東証プライム騰落数 値上がり207銘柄、値下がり1,361銘柄、変わらず39銘柄、比較不可1銘柄
東証グロース市場250指数
・前日終値667.68よりも1.10ポイント安い666.58で寄り付き、直後からジリジリと下げ出して12:35には650.73まで下落しました。
その後は653近辺でのこう着が続き、653.07(-14.61)▼2.19%で引けました。
左:東証グロース市場250指数-5分足 右:東証グロース市場250指数-日足
ドル円(チャートは16:00時点)
・昨夜の欧州時間の18:50に156.88まで上昇した後はジリジリと下げ出して02:50には156.24まで下落し、04:00のFOMC声明の時は156.40でした。
発表直後に156.08-45で振った後04:40には156.67まで上昇しましたが、米・中長期金利の低下を受けてドル売りで05:10には155.79まで下落し、156.07でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると日経が軟調に推移していたため円が買われて11:30には155.48まで下落しました。
その後は円売りで戻して15:20には156.16まで上昇し、156.09で15時半となりました。
日本国債(チャートは15:30時点)
・20年物国債入札が「順調」な結果と受け止められて債券が買われて利回りは低下し、133.63で15時半となりました。
上海総合指数
・前日終値3,900.49よりも3.40ポイント高い3,903.89で寄り付き、そこからはジリジリと下げが続いて、後場はマイナス0.6-0.9%で推移し、3,873.32(-27.18)▼0.70%で引けました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 48,057.75(+497.46)△1.05%
NASDAQ 23,654.16(+77.67)△0.33%
・FOMC後のパウエルFRB議長会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」「インフレリスクは上方向に傾いている」「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」と述べてタカ派でない姿勢を示したことやバランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針を示したことで株が買われてダウは一時630ドル超上昇して497高、ナスは0.33%高で引けました。
米国10年債権利回り(チャートは7:00時点)
・FOMCでバランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針が決まったことで債権が買われて利回りは低下し、4.155%NYクローズとなりました。
左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足










