米雇用統計発表後のNY市場の動き(2025年8月2日)

 

2025年8月2日

 7月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の10.4万人増を下回る7.3万人増、失業率は予想と一致の4.2%、平均時給は前月比は予想と一致の0.3%、前年同月比は予想を上回る3.9%でした。

・NY株は7月非農業部門雇用者数が予想を下回ったことや7月ISM製造業景況指数と7月ミシガン大学消費者態度指数も予想を下回ったことで先行きの経済の不安が高まり、またトランプ大統領がSNS投稿で、ロシアのメドベージェフ前大統領の挑発的な声明に対して原子力潜水艦2隻の配備を命令したとの報道で地政学的リスクが上昇したことで下げ幅を拡大し、ダウは$542安、ナスも2.22%安の大幅下落で引けました。

・日経ナイトは雇用統計発表直後に40,510から40,340まで下落し、そこから更に下げ幅を広げて23:00には39,730まで下落し、その後は39,730-40,140で上下し、39,900(-960)▼2.35%で引けました。

・ドル円は雇用統計発表直後に150.53から149.07まで下落し、その後7月ISM製造業景況指数と7月ミシガン大学消費者態度指数も予想を下回ったことで更にドルが売られ、またトランプ米大統領がSNSに「パウエルFRB議長は頑固な馬鹿者。もし彼が利下げを拒み続けるなら、理事会が主導権を握るべきだ」と投稿したことでFRBの独立性を巡る懸念の高まりもドル売りを誘い、05:30には147.29まで下落し、147.39でNYクローズとなりました。

・米国10年債権利回りは7月非農業部門雇用者数が予想を下回ったことやトランプ米大統領のSNS投稿によるFRBの独立性を巡る懸念の高まりから債券が買われて利回りは低下し、4.219%でNYクローズとなりました。

結果
21:30 7月非農業部門雇用者数 予想:+10.4万人 結果:+7.3万人 (前回:+14.7万人 修正値:+1.4万人)
21:30 7月失業率 予想:4.2% 結果:4.2% (前回:4.1%)
21:30 7月平均時給 (前月比) 予想:+0.3% 結果:+0.3% (前回:+0.2%)
21:30 7月平均時給 (前年同月比) 予想:+3.8% 結果:+3.9% (前回:+3.7%)

 

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   43,588.58(-542.40)
NASDAQ   20,650.13(-472.32)
・昨日のNY株は7月非農業部門雇用者数が予想を下回ったことや7月ISM製造業景況指数と7月ミシガン大学消費者態度指数も予想を下回ったことで先行きの経済の不安が高まり、またトランプ大統領がSNS投稿で、ロシアのメドベージェフ前大統領の挑発的な声明に対して原子力潜水艦2隻の配備を命令したとの報道で地政学的リスクが上昇したことで下げ幅を拡大し、ダウは$542安、ナスも2.22%安の大幅下落で引けました。

左:DOW-1分足 右:NASDAQ-1分足
 

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

日経先物(夜間)
・日経ナイトは40,690で寄り付き、すぐに下げ出して19:50には40,440まで下落し、21:30の雇用統計の時は40,510でした。
発表直後に40,510から40,340まで下落し、そこから更に下げ幅を広げて23:00には39,730まで下落しました。
その後は39,730-40,140で上下し、39,900(-960)▼2.35%で引けました。
CME日経225先物は40,045でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は150.50近辺での小動きが続き、21:30の雇用統計の時は150.53でした。
発表直後に150.53から149.07まで下落し、その後7月ISM製造業景況指数と7月ミシガン大学消費者態度指数も予想を下回ったことで更にドルが売られ、またトランプ米大統領がSNSに「パウエルFRB議長は頑固な馬鹿者。もし彼が利下げを拒み続けるなら、理事会が主導権を握るべきだ」と投稿したことでFRBの独立性を巡る懸念の高まりもドル売りを誘い、05:30には147.29まで下落し、147.39でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
・7月非農業部門雇用者数が予想を下回ったことやトランプ米大統領のSNS投稿によるFRBの独立性を巡る懸念の高まりから債券が買われて利回りは低下し、4.219%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足