東京市場ザラバ~FOMCは無事通過するも地政学リスクから396円安~(2025年6月19日)

 

 

2024年6月19日

・昨日のNY株はトランプ大統領が「イランからの接触があった」「イランは交渉を望んでいる」などと発言したことで中東問題の解決への期待から買われ、FOMCでは予想通り政策金利据え置き、年2回の利下げ予想を維持しましたが、パウエルFRB議長会見で今後数カ月のインフレを想定していると警告したことで金利上昇懸念から売りがかさんでダウはマイテンして$44安、ナスも上げ幅を縮めて0.13%高で引けました。

・FOMCでは予想通りFFレートの誘導目標を4.25-4.50%で据え置きでしたが、パウエルFRB議長会見で「労働市場の状況は引き続き堅調」「調整を行う前に、より詳細な情報が得られるまで待つのが適切」「労働市場は利下げを強く求めていない」と述べて早期利下げに慎重な見方を示しました。

・本日の日経は前日終値38,885.15よりも26.63円安い38,858.52で寄り付き、直後から下げ出して9:15には318円安の38,567まで下落し、38,600近辺で揉み合った後、10:00に米国は今週末にもイラン攻撃の可能性を検討していると米当局者の話として一部通信社が報じたことで10:05には393円安の38,492まで更に下落し、前引けは287.99円安の38,597.16でした。
後場は272.85円安の38,612.30で寄り付き、今夜のNY市場がジューンティーンスで休場のため動きが乏しくなり、38,600でのこう着が続き、14:00から一段下げて本日安値の38,488.34(-396.81)▼1.02%で引けました。

結果
4.25-4.50%で据え置き

★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文(2025年6月19日)の記事に載せています。

 

 

日経先物
・38,670で寄り付き、9:00に38,840まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて9:20には38,550まで下落し、10:00に米国は今週末にもイラン攻撃の可能性を検討していると米当局者の話として一部通信社が報じたことで10:05には38,460まで下落しました。
その後は今夜のNY市場がジューンティーンスで休場のため動きが乏しくなり、38,470-610で狭いレンジの上下がひたすら続いて、38,510(-340)▼0.88%で引けました。
現物は38,488.34(-396.81)▼1.02%でした。

東証プライム売買代金:36,462億円、東証プライム売買高:14.32億株
東証プライム騰落数 値上がり657銘柄、値下がり890銘柄、変わらず79銘柄

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

東証グロース市場250指数
・前日終値761.89よりも2.48ポイント高い764.37で寄り付き、764-768で上下した後、10:00から小幅下げて前引けは762.59でした。
後場は763.60で寄り付き、その後マイテンしてからはジリジリと下げ出して15:05に757まで下落し、757.58(-4.31)▼0.57%で引けました。

左:東証グロース市場250指数-5分足 右:東証グロース市場250指数-日足
 

 

ドル円(チャートは16:00時点)
・FOMCまではトランプ大統領が「イランからの接触があった」「イランは交渉を望んでいる」などと発言したことで中東問題の解決への期待からNY株買い、ドル売りとなり17:00の144.95から01:10には144.52まで下落し、03:00のFOMC声明発表の時は144.76でした。
発表直後に144.76から144.32まで下落しましたが、その後のパウエルFRB議長会見で早期の利下げに慎重な見方を示したためドルが買われて04:20には145.22まで上昇し、145.14でNYクローズとなりました。

・東京時間に入ると145.00近辺で揉み合っていましたが、10:00に米国は今週末にもイラン攻撃の可能性を検討していると米当局者の話として一部通信社が報じたことで円が買われて144.73まで下落しました。
しかしすぐに有事のドル買いに変わり12:00には145.22まで上昇しました。
その後は145.00-25で上下し、145.25で15時30分となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

日本国債(チャートは15:30時点)
・大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-15分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
・前日終値3,388.80よりも0.51ポイント安い3,384.29で寄り付き、終日マイナス0.3-1.0%での軟調な地合いが続き、3,362.11(-26.70)▼0.79%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   42,171.66(-44.14)
NASDAQ   19,546.27(+25.18)
・昨日のNY株はトランプ大統領が「イランからの接触があった」「イランは交渉を望んでいる」などと発言したことで中東問題の解決への期待から買われ、FOMCでは予想通り政策金利据え置き、年2回の利下げ予想を維持しましたが、パウエルFRB議長会見で今後数カ月のインフレを想定していると警告したことで金利上昇懸念から売りがかさんでダウはマイテンして$44安、ナスも上げ幅を縮めて0.13%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
・FOMCの結果発表直後は債券が買われて利回りは低下しましたが、パウエルFRB議長会見で利下げを急がない姿勢を示すと逆に債券が売られて利回りは上昇し、4.392%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足