東京市場ザラバ~急激な円高進行を受けて975円安~(2024年8月1日)

 

2024年8月1日

・FOMCでは予想通りFFレートの誘導目標を5.25-5.50%で据え置きでしたが、FOMC後のパウエルFRB議長会見で「経済は利下げが適切な位置に近づいている」「早ければ9月に利下げする可能性がある」と述べて利下げに転じる時期が近づいているとの見方を示したことで金融緩和が米景気を支えるとの期待から買いが強まり、ダウは$99高で引け、ナスはエヌビディアの急伸や市場予想を上回る決算を発表したAMDなどハイテク株が買われて2.64%高の大幅高で引けました。

・本日の日経は前日終値39,101.82よりも320.26円安い38,781.56で寄り付き、直後から円高と共に激しく下げ出して10:40には1,363円安の37,737まで大幅に下落しました。
そこからは戻して13:00には38,172まで上昇してからは37,970-38,180での揉み合いが続き、38,126.33(-975.49)▼2.49%で引けました。

 

結果
5.25-5.50%で据え置き

★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文(2024年8月1日)の記事に載せています。

 

 

日経先物
・38,730で寄り付き、現物が始まる9:00から急速に下げ出して10:40には37,730まで大幅に下落しました。
その後は小幅戻して37,960-38,170での揉み合いが続き、37,950(-1280)▼3.26%で引けました。
現物は38,126.33(-975.49)▼2.49%でした。

東証プライム売買代金:60,831億円、東証プライム売買高:25.71億株
東証プライム騰落数 値上がり97銘柄、値下がり1,541銘柄、変わらず7銘柄

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

東証グロース市場250指数
・前日終値648.20よりも6.24ポイント安い641.96で寄り付き、直後から下げ出して10:40には620まで下落しました。
その後は小幅戻して623-627での小動きが続き、623.25(-24.95)▼3.85%で引けました。

左:東証グロース市場250指数-5分足 右:東証グロース市場250指数-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・欧州時間序盤は15:30から始まった日銀金融政策決定会合後の植田和男日銀総裁会見で日銀による金融政策の正常化が今後さらに進むとの見方が強まり円が買われる流れとなり16:00の152.21から17:10には150.05まで下落し、21:15の米7月ADP雇用統計が予想を下回ったためドル売りも加わり23:00には149.62まで下落しました。
その後ジリジリと戻して03:00のFOMCの時は150.78でした。
発表直後に151.25まで上昇しましたが、03:30からのパウエルFRB議長会見で「FOMCは利下げに近づいているという感触を得ている」「9月FOMCで利下げが選択肢になる可能性ある」と9月利下げの可能性に言及したためドル売りの流れになって04:40には149.60まで下落し、150.03でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8:00に150.32まで上昇した後は昨日の植田日銀総裁によるタカ派的な発言からの円買いの流れが再び始まって10:40には148.49まで下落しました。
その後は戻り基調が続いて14:40には150.04まで上昇し、149.76で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
・日経の下落と共にリスク回避のため安全資産とされる債券が買われて12:30に143.01まで上昇し、142.95で15時となりました。

左:日本国債先物-15分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
・前日終値2,938.74よりも1.38ポイント高い2,940.12で寄り付き、終日プラス0.3%-マイナス0.35%での方向感の無い上下が続き、 2,932.39(-6.36)▼0.22%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   40,842.79(+99.46)
NASDAQ   17,599.40(+451.98)
・FOMC後のパウエルFRB議長会見で「経済は利下げが適切な位置に近づいている」「早ければ9月に利下げする可能性がある」と述べて利下げに転じる時期が近づいているとの見方を示したことで金融緩和が米景気を支えるとの期待から買いが強まり、ダウは$99高で引け、ナスはエヌビディアの急伸や市場予想を上回る決算を発表したAMDなどハイテク株が買われて2.64%高の大幅高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
・21:15の7月ADP雇用統計や21:30の4-6月期四半期雇用コスト指数が予想を下回ったことで債権が買われて利回りが低下し、FOMC後のパウエルFRB議長会見で9月利下げの可能性について言及したことで更に債券が買われて利回りが低下し、4.033%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足