東京市場ザラバ~日銀決定会合は無風で240円安~(2022年10月28日)

 

2022年10月28日

・昨日のダウは第3四半期のGDP速報値が予想を上回ったことやキャタピラーなどの決算が好感されて5日続伸の$194高でしたが、一方ナスはメタ・プラットフォームズが24.6%もの大幅安やアップル、アマゾンも下落したため1.63%の大幅安で引けました。

・本日の日経は前日終値27,345.24よりも247.86円安い27,097.38で寄り付き、すぐに26,981まで下落した後、10時から上げ出して27,200-270での揉み合いが前場いっぱい続きました。
昼休み中の11:50に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、後場は27,209で寄り付きました。
その後は27,200-240での小動きが続いた後、13時半前からジリジリと下げ出して15時前に27,076まで下落し、27,105.20(-240.04)▼0.88%で引けました。

日銀金融政策決定会合の結果
11:50 現状維持

 

 

日経先物
・27,070で寄り付き、しばらく27,000-080で上下した後、10:00から上げ出して27,210-260での揉み合いが続きました。
11:50に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、直後に27,190-270で上下した後、27,200-240での揉み合いとなりました。
しかし13:20から下げ出して15:05に27,030まで下落し、27,010(-290)▼1.06%で引けました。
現物は27,105.20(-240.04)▼0.88%でした。

東証プライム売買代金:57,689億円、東証プライム売買高:24.10億株
東証プライム騰落数 値上がり598銘柄、値下がり1,170銘柄、変わらず66銘柄、比較不可3銘柄

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
・前日終値747.82よりも5.51ポイント安い742.31で寄り付き、742-745で小動きが続いた後、10:00から上げ出して10:55に747まで上昇しました。
後場になると13:55にプラテンする場面がありましたが、その後は小幅安水準の745-747での小動きがひたすら続いて、745.73(-2.09)▼0.28%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・欧州時間序盤はドル買いの流れとなり17:00の145.72から21:10には146.93まで上昇しましたが、NYタイムに入るとFRBが利上げペースを減速するとの観測が高まりから米10年債利回りが3.89%台まで低下したため円買い・ドル売りの流れとなって23:30には145.66まで下落しました。その後はゆっくりジリジリと上げ出して146.26でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7:15に146.06まで下落した後はジリ上げが続いて10:00に146.71まで上昇しました。
そこから小幅押し戻されて146.35-60での揉み合いが続き、11:50に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表の時は146.49でした。
発表直後に146.49から146.85まで上昇しましたが、すぐに反転して11:55には145.97まで急落しました。
そこから12:10に146.59まで戻しましたが、再び下げ出して13:05には146.05まで下落し、その後はジリジリと戻して146.42で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
・日銀金融政策決定会合発表直後に149.09まで上昇しましたが、すぐに低下して148.73で15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
・前日終値2,982.90よりも15.88ポイント安い2,967.02で寄り付き、前場は小幅安水準で推移していましたが、後場になると下げ幅を広げて2,915.93(-66.98)▼2.25%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   32,033.28(+194.17)
NASDAQ   10,792.67(-178.32)
・昨日のダウは第3四半期のGDP速報値が予想を上回ったことやキャタピラーなどの決算が好感されて5日続伸の$194高でしたが、一方ナスはメタ・プラットフォームズが24.6%もの大幅安やアップル、アマゾンも下落したため1.63%の大幅安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足