東京市場ザラバ~ひたすら小動き~(2017年7月21日)

 

2017年7月21日

・昨日のNY株はECBが金融政策の現状維持を決めて引き締め懸念が和らいだため、ダウは朝方は売られましたが深押しすることなく下げ幅を縮めて、午後は小幅安水準での小動きが続き$28安で引けました。
またナスはハイテク株が買われて3日連続の史上最高値を更新して0.08%高でした。

・本日の日経は前日終値20,144.59よりも54.73円安い20,089.86で寄り付き、前場は高値20,135、安値20,082で値幅53円で小動きが続き、後場は高値20,113、安値20,081で値幅32円で一層小動きとなり、20,099.75(-44.84)で引けました。

 

 

日経先物
20,060で寄り付き、9:25に20,120まで上昇しましたがすぐに押し戻され、その後は前日終値を挟んだ20,050-90での小動きがひたすら続いて、20,080(-10)▼0.05%で引けました。
現物は20,099.75(-44.84)▼0.22%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,179.80よりも4.81ポイント高い1,184.61で寄り付き、直後から上げ出して9:20に1,195まで上昇した後は1,190近辺での小動きがひたすら続いて、1,189.78(+9.98)△0.85%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は日銀決定会合で金融政策の変更がなかったことから買い戻しも入ったため上昇基調となり16:00の112.10から18:30には112.41まで上昇しました。
しかしそこから押し戻されて20:20には112.13まで下落し、20:45のECB政策金利発表は現状維持となり21:30からのドラギ総裁会見が始まるとしばらく112.00-30で上下していましたが、23時過ぎからユーロ買いの強い流れになっていたことと、更に23:30に「モラー特別検察官はトランプ米大統領のビジネスに捜査範囲を拡大」との報道が伝わると112.17から23:45には111.62まで急落し、更に下げが続いて00:25には111.48まで下落しました。
その後は反転してジリ上げとなって04:30には112.03まで上昇し、118.86でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.80-95での小動きの後、9:00から小幅上げて10:10に112.06まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11:10には111.84まで下落しました。
その後は111.90-112.10での小動きがひたすら続いて、111.88で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,244.86よりも8.27ポイント安い3,236.59で寄り付き、前日終値を挟んだ小動きが続き、引け前に一段安となって、3,237.98(-6.88)▼0.21%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    21,611.78(-28.97)
NASDAQ     6,390.00(+4.96)
・昨日のNY株はECBが金融政策の現状維持を決めて引き締め懸念が和らいだため、ダウは朝方は売られましたが深押しすることなく下げ幅を縮めて、午後は小幅安水準での小動きが続き$28安で引けました。
またナスはハイテク株が買われて3日連続の史上最高値を更新して0.08%高でした。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足